東京のタヌキ

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『震えてるもん』溺れる子ダヌキ……2時間の救出劇(2000.9.4 テレ朝NEWS)

概要

東京・練馬区石神井川で溺れている子ダヌキを近隣住民が見つけ通報。タヌキは約2時間後に区の職員によって救出された。タヌキは少し衰弱していたが元気になり、区内の森に帰された。 

 

通常、都では野生動物を保護しないそうだけど、今回のケースは子ダヌキだし、自力での脱出が困難なため(動画ではハシゴ段にしがみついていたけど、タヌキはハシゴを登れない)、救出劇となったのでしょう。よかったよかった。

 

コロナ禍での人口過密ぶりが報道される東京は、意外と自然が残されているスポットが多い。東京23区内におけるタヌキの生息数は推定500~1000匹程度とのことで、大手町のビジネス街にタヌキが出没した(皇居の森から迷い出てきたのかも)など、時折ニュースに取り上げられている。

 

私が結婚するまで十数年間暮らしていた杉並区某所も、渋谷・新宿にほど近い一方でタヌキの生息数が多いエリアといわれており、幹線道路から数十メートル引っ込んだ住宅地で早朝や深夜に目撃されることがあった。(残念ながらタヌキではないけれど、神田川でヘビが泳いでいるのなら見たことがある)

杉並区のように地主さん所有の土地が多く市民運動がさかんな地区や、練馬区のように農地面積が広いエリアでは、住宅地に点在する公園や緑地でタヌキたちはたくましく生き延びてきたのだろう。

 

そういえば、国会議事堂の敷地内で記者がタヌキを目撃したという情報も。今ごろきっと、キツネと生き残りをかけて化かし合いをしてるんじゃないでしょうか(笑)。