梅じたく2017

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 東京が今年最初のゲリラ豪雨(たぶん)を迎えた月曜日。
 我が家は梅じたくデビューいたしました♪

 ネットで検索していると黒糖梅酒とか梅ワインとかにも惹かれるけれど、ビギナーゆえオーソドックスな梅酒で。
(青梅1㎏、氷砂糖500g、ホワイトリカー1,800ml)

 青梅を水洗いした後ペーパータオルで水気を拭いて、竹串でヘタをひとつひとつ取るというこまやかな作業も、半年以上の熟成期間も、地味に楽しい。

 昔、「クウネル」の創刊号でロシアのダーチャ(ロシアで一般的な郊外の菜園付セカンドハウス)を特集していて、夏のあいだに作ったピクルスやジャムの瓶が小さな台所に並べてある写真をみて、いいなあ~と憧れた。実際にはロシアでは経済不安や冬の野菜不足に備えるための自給自足ではあるのだけど。 
形も大きさも不ぞろいな無骨な瓶詰に、成城石井や青山のこじゃれたスーパーで売っている800円のピクルスの小瓶にはない豊かさを感じる。
 片道1時間強の通勤時間で「丁寧な暮らし」なんて、画に描いた餅だと思うけど、せめて手の届く範囲で、お金では得られない豊かさを味わいたいと思うこのごろ。