2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

衣替えとコーディネート

昨日から、実家(新潟)に帰省しています。 こちらは大雨の影響で、すっかり秋の空気。帰京する頃には、東京も秋でしょう。 毎年この時期、困るのは「着られる服がない」。 それでも去年までは外回りの仕事をしていたのでスーツでごまかしてきたけれど、 9割…

君なくてあしかりけり(宝生夜能組)

宝生夜能組(8月29日) 能「咸陽宮」 シテ:前田 晴啓 狂言「梟」 シテ:善竹 十郎 能「芦刈」 シテ:辰巳 満次郎 (詳細)http://www.hosho.or.jp/nou/2007_08/yanou.html 定時(5時)と同時に職場を抜けて、駆け込んだ甲斐がありました♪ 一曲目の「咸陽…

宝生能楽堂からの「お誘い」

例の金沢の鼓方・住駒さんをネットで調べたところ、 宝生流の方で、年に何回か宝生能楽堂にも出演されていることが判明。 (できればご本人の鼓をまた聴きたいけど) 宝生能楽堂でなら、あのスタイルの小鼓(&掛け声)聴けるかも。 で、明日の晩は定時帰り…

金沢の底ヂカラⅢ(県立能楽堂「観能の夕べ」)

金沢の能楽堂には、毎年この時期になると 能をなんと1,000円で楽しめる 「能楽の夕べ」という贅沢な企画があります。 私のお能デビューは、5年前のお盆休みにここで果たしています。 それ以来、都内の能楽堂にも行こうと思いつつ、そのまま金沢で2回目の鑑賞…

金沢の底ヂカラⅡ(金沢21世紀美術館)

東京から金沢へは、越後湯沢(上越新幹線)経由、「はくたか」で新潟・富山を 通るコースもありますが時間がかかるので、今回は羽田→小松コースで行きました。 こっちのほうがずっとラク。正午前には金沢に到着。 5年ぶりの金沢、駅前に大仰なモニュメントや…

金沢の底ヂカラⅠ

更新が遅くなりましたが、8/10(金)~8/12(日)、金沢を一人旅してきました。 2002年の夏、ふと思い立って金沢を一人旅して以来、また行こうと思いつつはや5年。 前回は兼六園、能楽鑑賞、武家屋敷、加賀友禅工房、忍者寺、東茶屋街、酒蔵見学・・・と かなり…

オトコ香る・・・「ナルシシスト」

ちょっと前に、「オトコ香る」というガムがあった。 そろそろ加齢臭が気になりだす男性向けに、 「食後一時間ほどで体からバラの香りが漂います」だったか、 加齢臭にバラの香りという、えもいわれぬ組み合わせ。 「バラの香りをかいで、おじさん臭いと感じ…

ひそかにフェティッシュ

弘法筆を選ばず、という言葉があるが、私はカタチから入る典型的なタイプで、 文房具(特に筆記具)はかなりこだわって選ぶほうだ。 このブログとは別に、日々思うことをノートにつらつら書き留めているのだが、 それにはクロスの「クラシックセンチュリーⅡ…

フォーレ歌曲集(スゼー)

君は私を呼び、私は地上を離れて、 君と一緒に逃げていった、光の方へ、 だが何ということだ、このみすぼらしい夢の目覚めよ! 私はおまえを呼ぶ、おお夜よ、返してくれ、おまえが織り上げたあのいつわりを、 戻って来い、戻って来てくれ、輝かしい人よ、 戻…

フォーレ:劇音楽「ペレアスとメリザンド」

新しい職場が忙しく、なんと一ヶ月ぶりの更新。 このところ、フォーレにはまっている。叙情的で繊細、そしてどこか退廃的な雰囲気は、アール・ヌーボーからデコの時代にかけて活躍した装飾家、ルネ・ラリックの作品を彷彿とさせる。 「ペレアスとメリザンド」…