宝生能楽堂からの「お誘い」

例の金沢の鼓方・住駒さんをネットで調べたところ、
宝生流の方で、年に何回か宝生能楽堂にも出演されていることが判明。
(できればご本人の鼓をまた聴きたいけど)
宝生能楽堂でなら、あのスタイルの小鼓(&掛け声)聴けるかも。

で、明日の晩は定時帰りして、宝生能楽堂の夜能に行ってきます!


そんなわけで、宝生能楽堂のHPをチェックしてたら、面白いページを発見。
その名も「能の見方・FAQ]。

能なんて難しいかも・・・と尻込みしてる若者(たぶん)に、
そんなことありませんよ~と、やさしく呼びかけるページ(のはず)。
おそらく、担当者はなんとかして若い世代にも能楽堂に来て欲しいと
一生懸命考えたのでしょう。
わかりやすく書こう、お能は難しくないんですよー!
という意気込みが裏目に出て、
しりあがり寿の漫画のようなナンセンスな展開になってしまっています。


<質問>
「能かぁ・・・興味はあるよ。一度は観にいってみたいよね。だって日本人だもん。
でもなぁ・・・」

<回答>
何でしょうか。気難しく構えなくてもよろしいのですよ。
興味がおありでしたら是非いらしてください。
きっと満足されることでしょう。思い出にもなります。
逆に「観てなかったら後悔した」気持ちになることでしょう。


やさしく、丁寧に答えながらも、「観てなかったら後悔するぞ」
と脅迫的、いや失礼、ガッツリ喰いつきトーク
並々ならぬ熱意を感じさせてくれます。
しかし、こんなのはまだ「序の口」です。


<質問>
「正装して行かないとマズい?」

<回答>
大丈夫です。スニーカーもGパンもポロシャツもOKです。
但し、過剰なパンク・ヘヴィメタルファッション、サンダル履、短パン等はご遠慮願います。


「過激なパンク・ヘヴィメタルファッション」の人も能楽堂に来るんですか?!
っていうか、来てたらご遠慮願わず、是非とも見所にお通ししてください!

宝生会もなかなか乙なHPを作るもんです。
それこそ、気難しく構えなくてもいいのでしょう。
明日の晩、楽しみにしています♪

宝生能楽堂HP
http://www.hosho.or.jp/index.html