2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

青山ユニマット美術館

先日爆発した温泉施設「シエスパ」と同じユニマットが運営する美術館。 お目当ては、シャガールとエコール・ド・パリコレクションの常設展。 今週号の「アエラ」で、グループの総帥がバブル崩壊時に売りに出された名画を 収拾したコレクションが元だと書いて…

アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌

昨日は、ピーカンの下(しかもお午時に)、竹橋の国立近代美術館へ。 こないだのモネ展とは対照的に、会期スタートまもない会場はガラッガラ。 おかげで、傍若無人なオバチャンやバカップルにじゃまされず、ゆっくり鑑賞できた ……のですが、出展数・密度とも…

当事者不在の茶番法廷/光母子殺害差戻し審

一昨日に引き続き、光母子殺害事件の差戻し審。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000920-san-soci (「被告『生き返ってほしい』と乱暴 第3回公判詳報 光母子殺害」/産経新聞) いろいろな意味で異常な事件だ。 被告の証言をまともに受け止め…

母子殺害 元少年が殺意否認

恥ずかしいとは思わないのだろうか。被告人の弁護団は、である。 頭にきたのでリンクするぞ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070626-00000910-san-soci (「被告『恥ずかしがって反応』母子殺害、公判詳報」/産経新聞) この人たちは、自分たちが何…

小人閑居して・・・・・・

今月いっぱいで、平日に美術鑑賞、という「優雅な」生活は終わり。 転職が決まり、来月から社会復帰することになったためだ。 前の会社にいた頃、 外回り中に同世代の女性がオープンカフェでお茶してるのを 見るたびに羨ましくなったものだけど、 退職して本…

N饗定期公演(Aプログラム)

更新が遅れてしまったけど、昨日は雨の中、渋谷のNHKホールへ。 8月末でアシュケナージが契約満了を迎え、今月が音楽監督としての最後の定期公演。 そのためか珍しく(失礼!)満員御礼。 曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲(ピアノ:清水和音) チャイ…

なぜそうなる?

YOMIURIオンラインの女性向け掲示板「発言小町」て、たまーに見てる分には結構面白い。 この掲示板の最大の特徴は、 投稿した内容を管理サイドが事前に「検閲」してから掲載する点。 したがって某巨大掲示板のように「荒れる」ことがあまりない代わり、 どれ…

睡蓮・蓮華・エジプトロータス

昨日のモネ展「睡蓮」シリーズは、(期待に反して)意外に心に訴えてくるものがなかったけれど、睡蓮自体はもともと好きな花なので、ネットサーフィン。 恥ずかしながら、「スイレン」と「ハス」の区別も知らなかったのだが(サイズ違いくらいだろうと……汗)…

「のらいぬ」(谷内こうた著/至光社)

久々に美しい絵本に出会った。 夏のある一日。南国の日差しを照り返して光る砂浜。 犬と少年の出会いを幻想的に描いた作品。 極限までシンプルな文章がかえって想像力をかきたて、絵本の中に連れて行ってくれる。 中盤で、犬と少年が並んで灯台の上に立って…

モネ大回顧展

雨の中、乃木坂の国立新美術館へ。 平日だし、会期終了も近いし、おまけに雨だし(=すいてるだろう、ヘヘヘ)という目論見は入り口にずらーーっと並んだ満員御礼状態の傘立てを見た時点でもろくも崩壊。 モネという画家については、恥ずかしながら「睡蓮」…

「対訳 ペレアスとメリザンド」(岩波文庫)

ここ一ヶ月、フォーレにハマッています。 その昔、吹奏楽部でフルートを吹いていた山猫にとって、フォーレは好きな作曲家の一人でしたが、劇音楽「ペレアスとメリザンド」を聴いて以来、繊細で抒情的な世界の虜に。 笛吹きなら誰でも一度は聴いたことのある…