2017-01-01から1年間の記事一覧

ジバンシィ

長いこと使ってきたディオールのチークが残り少なくなってきたので、たまにはブランドを替えようとジバンシィのカウンターに行ってきました。 いつもの基礎化粧品買うときはコスメカウンターでのやり取りはいらないと思うけど、メイクアップの場合は結果が顔…

「全体主義の起源」(ハンナ・アーレント/みすず書房)

先日読んだ『予期せぬ瞬間』の版元・みすず書房は、学生時代から私の憧れというか知的虚栄心の象徴でした。 ヴィクトール・フランクル『夜と霧』、R・Dレイン『引き裂かれた自己 分裂病と分裂病質の実存的研究』やロラン・バルト『零度のエクリチュール』、…

りんごのトースト

休日のささやかなお楽しみ。それは、いつもの朝より少しだけ手間をかけたトーストをのんびりいただくこと。 クリームチーズを塗った食パンに、皮つきのまま薄切りにしたりんごを乗っけて、オーブントースターへ。 「焼きりんごの二歩手前トースト」のできあ…

朝珈琲と遅読

お誕生日プレゼントのコーヒーミル、最近では夫が豆挽き係・私がドリップ係を務めています(笑)。我々は深煎りが好みらしくて、宮越屋珈琲のグァテマラをカリタの三つ穴ドリッパーで淹れるのがもっぱらのお気に入り。 今年は漱石に始まり、割と難易度高めの…

「ダイヤルM」(1998)

「映画からファッションを学べ」などと言いますが、最近は全然見る時間が取れない。。 『ダイヤルM』(1998)はタイトル通り、『ダイヤルMを廻せ』(1954)のリメイク版で、映画の出来そのものは正直いって大したことないのですが、グウィネス・パルトロウ…

りんごとプルーン、豚肉の煮物

昨年に続き、今年も長野のカリオストロ伯爵(父の「竹馬の友」)から実家経由で、りんごをいただきました。 今年は味の素のレシピサイトを参照に、フライパンを使った煮物に挑戦。りんご酢を入れるのがポイントらしいです。 オリジナルではヒレブロックを使…

かきのもと

実家から送られてきた秋の味覚。 新潟市白根地区で栽培している食用菊「かきのもと」です。 菊を食べる食文化は新潟と東北、北陸地方の一部に限られ、食用が始まったのは江戸時代からといわれています。 新潟では、おひたしや酢のものとして食され、秋になる…

クレムリンの犬御用屋敷

犬の持ち方が雑なベルディムハメドフ大統領とそれを助ける犬好きのプーチン大統領 プーチン大統領の犬好きは有名ですが、これ見てるとほんとにわんこ好きな人なんですね~。トルクメニスタンの大統領のほうは「ほらほら、こんないい子犬なんですよ~」って悪…

キャベツの豚汁で一汁一菜

平日は9時を過ぎることもある夕食。 女系家族育ちな上に唯一の男性(父)は食が細い人だから、私は一般的な男性の食事量が実は未だによくわからない。 ただ、帰宅時間の遅いアラフォーには質量ともにボリューミーだったことは確かで、一汁一菜に軌道修正中で…

冬のまかない

夫の帰りが遅い日は料理お休みDayなのですが、最近は残り物を使ってかんたんな一品料理ですませてます。 寒い季節に一番出番の多いポトフ。キャベツにソーセージは基本ですが、そのときどきの「冷蔵庫の中のそろそろヤバいメンバー」をゲストキャラにお迎え…

第27回 神保町ブックフェスティバル

土曜日、ようやくヨコハマトリエンナーレ(3年に一度開催される現代アートのお祭り)に行こうと、出先の池袋から副都心線に乗ったものの、全然座れず、渋谷に着いた時点ですごい混雑だったので、 「このまま横浜まであと35分も満員電車で立ちっぱなしなんて…

「赤い死の舞踏會」(エドガ・アラン・ポオ/吉田健一訳/若草書房)

見つけた瞬間、小躍りしたくなった古書。 吉田健一の翻訳で、しかもポーの作品集だったらもう買うしかないでしょう。昭和23年6月に若草書房から出版された本です。昭和27年にはエリザベス・ボウエン「日ざかり」の翻訳も出しているし、吉田健一が終戦直後に…

北の宿から

この夏の旅行で過ごしたお宿の写真。 ちょっと奮発して広めのお部屋(約13畳)を予約したら、期待以上にゆったり過ごせました。写真には写っていない、ソファ(長椅子といったほうがしっくりきそう)に机も置いてあっても、まだ広く感じます。 自分の家を持…

ピンクの紅玉ジャム

今週は台風のような繁忙期なのに…近所のスーパーで紅玉を見つけてしまったのが運の尽き。 旬の果物って「来週仕事が落ち着いたら買いに行こう…」と思っているうちに買えなくなっちゃったりしますよね。 だから、今夜は晩ごはん作りはお休みして、ジャム作り…

珈琲と山猫

今年のバースデーに電動ミルを贈ってもらいました。 お互いの誕生日とクリスマスには(今のところ)プレゼントを贈り合っていまして、たいてい髭剃りやらドライヤーやら食器etc…と実用品がメインです。あ、『雑記帳』創刊号も! 盛岡の喫茶店めぐりがきっか…

人生の有限感、みたいなもの

都内では冷たい雨があがって、ひんやりした曇り空。 閉幕まで一ヶ月をきったヨコハマトリエンナーレに行こうと思っていたけど、昨夜帰りのバスが冷房をガンガンきかせていて、レザージャケットを着て震えながら帰ったせいか、なんだか背中の具合があやしい。…

水のやうに澄んだそらを眺め

四季を通じて一番好きな季節といえば、秋。 特に今日のような爽やかな休日は、一日家にいてタオルケットを洗ってベランダに干したり本を読んでいるだけで幸せ。 室生犀星の『永遠にやってこない女性』は、男版『松風』みたいな詩で、こんな静かに充実した秋…

イモ掘れワンワン♪

某所の芋ほりに参加してきました。 写真は割り当てられた畝での収穫。芋ほりなんて、たぶん幼稚園以来の参加です。軍手はめても爪が真っ黒になるけど、いざ掘り始めたら収穫欲を刺激されて、イモ掘れワンワン! 新聞紙に包んで一週間くらい熟成させると美味…

口紅を買いに

精神的にちょっときつい仕事にようやく目途がついたので、週末の晩、久しぶりに口紅を買いに行った。 年々、季節の変わり目が曖昧になっていても、日差しに秋めいた透明な琥珀色を感じるようになると、夏の明るいオレンジやピンクの唇がなんだか白っぽく浮い…

二番皮の珈琲キャニスター

光原社で買ってきた珈琲豆入れ(200g用)です。 家で珈琲をペーパードリップで飲んでいるので、豆の保管容器は必須。今はハリオなどの密封容器が安く手に入るけれど、それはそれとして、お気に入りの豆はすてきな容器にしまっておきたいもの。 写真は秋田の…

2017夏 山猫軒発祥の地・光原社

小岩井農場から車で30分ほどで盛岡市に。駅前でレンタカーを返却して、限られた時間の中真っ先に向かったのが光原社。 光原社は、宮沢賢治と盛岡高等農林の学友だった創業者・及川四郎氏により、大正13年に童話集「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」の発刊…

2017夏 小岩井農場まきば園

みちのく旅行3日目は爽やかなお天気。朝早く田沢湖近くの温泉を出発して国道を一路盛岡へ。 秋田県境の山中の橋は、「蛇沢橋」⇒「猿倉橋」⇒「樹海橋」⇒「木滝沢橋」⇒「熊見橋」と、山深さアピール濃厚な標識が続いていたのに、国境のやや長いトンネルを抜け…

2017夏 神秘の湖・田沢湖

すっかり溜めてしまった夏の記録をそろそろ書かないと。。 写真は田沢湖のポスター。ここにも犬っこが♪ 今年の家族旅行は「涼しくて混んでない所がいい」というテーマで秋田(仙北市)中心に組みました。今年の夏は東北地方は大雨で直前まで警報注意報が出て…

アルチンボルド展(国立西洋美術館)

「自画像【紙の男】」(1587) この夏は全くといっていいほど美術展に足を運んでいなかったのですが、ようやくアルチンボルド展に行ってきました。 閉幕間近なので、平日の午後にも関わらずそれなりの混雑。 ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593)は、マ…

みちのくの犬っこ

今年の家族旅行は、二泊三日で角館~田沢湖~小岩井農場~盛岡に行ってきました。 角館の武家屋敷通りは藩政期の雰囲気を残したエリアがずーっと続いていて、周辺の一般住宅も黒塗の門や外観を調和させる規制がかかっているようでした。一般公開されている武…

読書日記・藪塚ヘビセンター

もう一か月くらい前のニュースですが、兵庫県で小5男児がヤマガカシに噛まれて一時意識不明の重体になった事件。ヘビを飼おうとしてヤマカガシをつかまえてリュックに入れて持ち帰ったために二度も噛まれたなんて!私としてはこの経験を生かして夏休みの自由…

徒然草・髪のお手入れ篇

夏の疲れが出始めた髪を美容院で整えた帰り、「ラ・カスタ」直営店でシャンプーセットを買いました。 写真は夏季限定のシトラス系「CS」タイプ。直営店のみの販売で、紫外線ケアにもいいそうな。普段はカラーリングした髪用を使っているのですが、ビターオ…

コンプリート!漱石限定カバー(2016版)

今年2月9日に生誕150年を迎えた夏目漱石(1967-1916)。 昨年2016年は没後100年にあたるので、2年連続の漱石year。 写真は昨年暮れに新潮文庫から出た限定版の特別カバー。 漱石の作品の中でもコンスタントに売れている『坊ちゃん』『草枕』『三四郎』『それ…

ビルの畑

(7月下旬) マンションの隣のビルでは毎年ゴーヤカーテンを作っているけど、今年はこんな青い実も。トマトかな? (8月3日) 長岡花火の日、朝チェックしたらやっぱりトマトでした。 この写真を撮った30分後に通りかかったら収穫されてました。 さてはトマ…

夏のおやつ ミニトマトのコンポート

何年か前に、高島屋の地下で買った完熟トマトのゼリーのおいしさに目覚めて以来、我が家の冷蔵庫では夏じゅうトマトをきらしたことがありません。一度だけ、横浜の「セレブデトマト」に行ってトマトランチを堪能しまくったこともあるほど。 ただ、もっと気軽…