みちのくの犬っこ

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 今年の家族旅行は、二泊三日で角館~田沢湖小岩井農場~盛岡に行ってきました。
 角館の武家屋敷通りは藩政期の雰囲気を残したエリアがずーっと続いていて、周辺の一般住宅も黒塗の門や外観を調和させる規制がかかっているようでした。一般公開されている武家屋敷が何軒もあって、ほとんどが入場無料なのでのんびり散策できます。


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 一番規模の大きい青柳家(有料)では、杉田玄白の「解体新書(ターヘルアナトミア)」の画を手がけた小田野直忠という藩士による、木版画とは思えない精密な人体解剖図(レプリカ)が展示されていました。


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 青柳家の出口付近にあった顔ハメ看板。
サムライに秋田おばこに秋田犬という、なんかよくわからない組み合わせです。


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 「秋田おばこ」にしがみついている「秋田犬武家丸」がビミョーすぎる。。。そういえば屋敷の塀の向こうから野太い吠え声がしてたから、角館の観光犬でもいるのだろうか。

「あの緻密な解剖図の直後にこんなビミョーな手描き看板を置いちゃうなんて、勇気ある展示だよね~」
…などとくっちゃべりながら宿に帰る我々。


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 あれ?


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 「武家丸」の表札がかかった立派な犬屋敷。


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 実物のほうが男前だろ?
 あの絵微妙なんだよな~。

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 オレ、写真慣れてるからさ。これでいい?

 秋田犬といえばモフモフしたイメージなんだけど、すっと立ち上がった姿は意外に腰高でスタイル抜群。思った以上に大きな犬で、柴犬の二回り以上はありそう。
 角館の看板犬・武家丸くんはさすがカメラ目線で撮影に応じてくれました。Facebookも持っていて、フォロワーも大勢いるようです。