私のお気に入り

翡翠

大安吉日を待って新しい財布をおろした。今年の誕生日プレゼント。 新しいお財布は、日本の職人さんが国産皮革で作っている『Epoi』というブランドの二つ折り財布。 シンプルで上品なデザイン、豊富なカラーバリエーションには日本の伝特色にちなんだ名前が…

金沢のお香

今回は短期間の入院だったので個室を選んだ。病床の選択については個々の事情があるので一概には言えないけれど、私にとっては正解だった。入院してはじめてわかったことだけど、入院病棟は意外と「騒々しい」のだ。 私が入院した病院では、基本的に病床のド…

火鉢

実家にて。戦後間もない頃に建てられた母屋の座敷には掘り炬燵(電熱式)があり、祖母が亡くなってからは父が火鉢を持ち込んで読書を楽しんでいる。先月の三連休を利用して帰省したときは、私もここで『ピカソとの日々』(フランソワーズ・ジロー著/白水社)…

ピンクの気分

(危険な男」の続編はしばしお待ちを……) お直しに出していたパンツが仕上がったので、仕事の後に都心のデパートへ。帰りにせっかく近くまで来たのだからと近くの某大型書店に立ち寄ったのが運の尽きで、例によって今回も空手で出られずブックカバーまで買っ…

馬の毛のブラシ

去年のクリスマスに夫から贈られた洋服ブラシ。 カシミアのニットやウールカシミアのコート、スーツのお手入れができるブラシがほしかったのです。 このブラシは職人さんが馬の尾を手植えしたもので、毛の長さが7cmはありそう。 毛足が長くて高密度の馬毛で…

ひとりドリップ

冷たい雨の休日。 以前ならおしゃれなカフェに本とノート持ち込んで、優雅な休日を決めこんでいたところだけど、電動ミルを導入してから家カフェ読書が増えた。 北欧家具のデザインがすぐれているのは、冬のあいだ家の中で過ごす時間が長いお国柄からだと聞…

冬のランタン

去年の暮れに松本市のお店で見つけたガラスのランタン。 中に入っているのはLEDキャンドルです。 ランタンは松本竣介の『街』と並べたら、ダイニングテーブル横がちょっとしたギャラリー風(笑)になりました。 滋賀県の女性作家さんの作品。ガラスの表面を…

二番皮の珈琲キャニスター

光原社で買ってきた珈琲豆入れ(200g用)です。 家で珈琲をペーパードリップで飲んでいるので、豆の保管容器は必須。今はハリオなどの密封容器が安く手に入るけれど、それはそれとして、お気に入りの豆はすてきな容器にしまっておきたいもの。 写真は秋田の…

2017 長岡花火

3年ぶりに長岡の花火大会に行ってきました。 実家の花火大会なら毎年帰省できそうなものですが、昭和22年以降の長岡の花火大会は、もともと昭和20年8月1日の長岡空襲の慰霊・復興祈念を目的としているのでカレンダーは固定。今年は2日間とも平日開催でした。…

林檎の灰から

共働きの我が家で頻度の高いメニュー、丼もの。 ガパオライス、親子丼、マグロ&とろろ丼、豚キムチ丼、カツオのたたき丼(バルサミコにんにく醤油をかけたの)、その他冷蔵庫の在庫丼(笑)…。 職場で神経を使い果たした日なんて、「あるもの」を適当に合わ…

九谷焼のスープ皿その2

4年前に金沢で買った九谷焼のスープ皿の柄違いです。 独身時代、一人暮らしでも器は柄違いで二枚は持っていた方が豊かな気持ちになれるような気がして追加注文したもので、家庭を持った今ではフル活用しています。 格子柄の中にいろいろな花や動物や鳥が描か…

長岡 夏のB級グルメ(?)「冷麺」

ずいぶん昔、「フレンドの『イタリアン』って長岡のB級グルメなんだってね~」と誰かに聞かれて、驚いたことがある。 「イタリアン」とは、学校給食のソフト麺をミートソースでクタクタに炒め煮したようなものだけど、子どもの頃に何度かテイクアウトしたく…

歌うわんこ

ピアノにあわせて歌う柴犬 今の家の近所は犬飼いさんだらけで、やまねこも歩けば犬に当たるくらいのわんこ密度。夫も犬派だけど、残念ながら共働き家庭に犬をお迎えするのは無理。いたしかたなく、お散歩中のわんこをじ~~っと眺めて癒されるという借景なら…

アマデウスのインク

ブログの更新が滞っている一方で、万年筆でカキカキすることが増えたこの頃。 ブログが長文になりがちな私にとって、夫のいない間の更新には限りがあり、そうなるといつでもどこでも書ける手書きが復権したという次第。面白かった本や、カラヴァッジョのこと…

卒業

慌しく過ごしているうちに、気がつけば東京の桜は今日が満開。 予報どおり明日雨が降るなら、見ごろは今宵まででしょう。 だから、日付が3月のうちに、(ビル・エヴァンスを聴きながらいささか感傷的な気分で)、去年旅先で出会った桜を今頃やっと記事にして…

福岡の思ひ出

ミラーレスを使い始めてもうすぐ半年。 慣れで手の小さな私でもササッと撮影できるようになったこともあり、標準レンズを使う場合は、イザ撮影という場面でバッグからさっと出して使うスタイルが定着。 九州旅行のあいだ、望遠レンズの使用はほとんど軍艦島…

弥生の空

春が来たから模様替え。 いせ辰の江戸千代紙、今回は河鍋暁斎の桜。 河鍋暁斎が千代紙の意匠を手がけていたとはちょっと意外だけど、 これは いせ辰にある暁斎シリーズの中でも比較的「おとなしい」方。 (他のは、花と緑の色彩コントラストがどぎつい感じ…

桜と薔薇

ちょっと昔に、似たようなタイトルの昼ドラがあったけど(笑)、ご覧のとおり、限定発売中のハーゲンダッツです。 30周年を記念したアイスは春の訪れにふさわしい「サクラ」と「ローズ」 パッケージからして乙女ゴコロをくすぐりますね 発売初日の昨日はど…

OLYMPUS PEN Lite E-PL5

5年もの間使ってきたコンデジ(PanasonicのLUMIX DMC-FX35)のレンズに埃が入ってしまい、画像の汚れがいかんともしがたくなってきたので、新しいカメラをお迎えしました。 いま流行りの(?)ミラーレス一眼の中から、OLYMPUS PEN Lite E-PL5を購入。 ミラ…

九谷焼のスープ皿

今の職場に異動してもうすぐ三週間。 今までの職場は残業がやたら多くて外食やテイクアウト中心の食生活だったのですが、異動でワークライフバランスが改善されることが予想できたので、これを機に食生活も見直そうと着任の一か月くらい前から自炊を再開しま…

六浦

もう先月の話になりますが、本を探しに神保町へ出たついでに、「ささま」で季節の上生菓子を買ってきました。 前の職場のトップが甘党で、研修で関西に行った時は「鍵膳良房」の葛切を教えていただいたりもしたのですが、舌が肥えておられるだけあってハズ…

桜の園

今年は例年より二週間近く桜が咲きましたが、見頃は今週末いっぱいということで 土曜日にあわててお花見に出かけました(←あおられてますな。。) やまねこにとって桜といえば、昔から親しんだ、この桜並木。 偶然にもこの日は卒業式で、ちょうど証書授与を…

電池交換

永年勤続賞モノの腕時計の電池が切れたので、電池交換してきました。 やまねこが社会人になって初めてのボーナスで買った、エンポリオ・アルマーニ。 アパレルから出ている時計だから、新人ちゃんでも買えるくらいのお値段でしたが、 写真のようにスーツの…

山羊革のワンマイルポシェット

またまたアジアの雑貨シリーズです。 ネパールの山羊革で作られたポシェット。 ココア×ピンクという絶妙のコンビに、同系色の繊細な刺繍、山羊革のやわらかい手触りにうっとり。 マチがあまりないフラットな作りですが、お財布とケータイが入るので、近所へ…

カナザワ・オランジュ

12月に入って、ものすごい勢いで毎日が過ぎていきますね。 そろそろ来年の手帳を買いに行かなくちゃ・・・と銀座伊東屋へ。 手帳の品ぞろえが一番豊富なこの時期は、ついあれこれ手に取ってしまいますが、 結局、いつも日本能率協会&日経WOMANのコラボ手帳…

「世にも怪奇な物語」(1967)

めっきり冷え込んできたこの頃、やまねこのお楽しみはDVD鑑賞。 エドガー・アラン・ポーの怪奇短編を、ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニという60年代のヨーロッパを代表する3人が撮ったオムニバス映画。 出演者がこれまたすごくて、…

フランソワ・トリュフォー「華氏451度」

もう10年ぶりくらいでトリュフォーの「華氏451度」を観ました。密林でDVD買って。 好きな映画に関してはTSUTAYAに2度も出向いて一週間以内で観なくちゃいけない というコスト(手間ヒマ)が煩わしくて購入しています。 幸い、やまねこが好きなジャンル(文…

縦書きを楽しめる日本製万年筆「ELABO」

2~3日前のYahoo!映像トピックスに「外国人も驚く美しすぎる日本製万年筆」というタイトルで、「ナミキ ファルコン」という日本製万年筆が話題になっていました。 「ナミキ ファルコン」は、全国万年筆専門店会とパイロットが共同開発した「エラボー」2…

中国の赤い靴

以前にも取りあげた、中国の少数民族・苗(ミャオ)族の刺繍にハマっています。 これは、いわゆる飾り靴。 (「実用には使えませんがよろしいでしょうか?」とお店で念を押されました)。 赤ちゃんが生まれたときに、子どもの成長を祈って作られたものなの…

いせ辰の菊

「いせ辰」に注文していた、大菊の千代紙の額装が届きました 谷中の本店に聞いたら、ちょうどこの柄が品切れ中で刷り上がるまでお待ちください とのことで、待つこと約三週間。日曜の朝に我が家にお迎えしました。 鮮やかな大輪の菊が咲き乱れる中に小鳥が…