中国の赤い靴

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 以前にも取りあげた、中国の少数民族・苗(ミャオ)族の刺繍にハマっています。
 
 これは、いわゆる飾り靴。
(「実用には使えませんがよろしいでしょうか?」とお店で念を押されました)。
赤ちゃんが生まれたときに、子どもの成長を祈って作られたものなのでしょうか?
蝶は苗族にとっては招福のシンボルなのだそうです。
 
 実は、これと色違いで黒の飾り靴も持っています。
未婚の身で赤ちゃんの飾り靴を持ってどうするの?と突っ込まれそうですが、
こんな軽やかな美しい刺繍の靴は、私にとっても招福のiconという気がします。
「赤い靴」というと、アンデルセンの童話では欲望と虚栄心の虜になっていく姿の象徴として取り上げられているし、童謡でも横浜の港から異国に買われていく少女の姿といった、ネガティブなイメージが浮かんできそうですが。。
私にとっては、見果てぬ憧れへ運んでくれそうな気がするのです。