2009-01-01から1年間の記事一覧

京都・金沢旅行記 京都篇③

京都2日目。 実は、この日は近代住宅建築で有名なヴォーリズの代表作「駒井家住宅」を観て、銀閣寺へ向かうつもりでいました。が、頃は12月の最終週。念のため電話で確認したところ、冬季は3月まで休館とのこと。そこで予定を変更して、俵屋宗達の杉戸絵で…

京都・金沢旅行記 京都篇②

知恩院周辺は道が曲がりくねっていて、円山公園に迷い込んでしまい、わ~んどーしよ~~(泣)とキョロキョロしていたら、タイミングよくタクシーがキッと停まってくれました。 運転手さんは丸顔のお兄さんで 「いや~~通り過ぎようかなと一瞬迷ったんだけ…

京都・金沢旅行記 京都篇①

25日から三泊四日で京都・金沢に行ってきました。 オフシーズンというか(特に金沢では)観光シーズン終了間際!というタイミングでしたが その分混雑もなく のんびり過せましたよ。 しばらくの間、古都の旅日記を 長く、しつこく、じっくりと続けることにい…

行ってきま~す

JR東海「そうだ 京都、行こう。」 CMソング My favorite things 約二ヶ月におよんだ休日返上のハードワークもようやく終了! というわけで、行ってきます! 京都といえばこの曲、この曲といえば京都♪ 帰ってきたら、また小ネタなど更新するかもしれません。 …

遅刻厳禁・四つ足を食べてはいけません

もうご存知のかたも多いかと思いますが、 インターネットラジオ番組「なるほどがってん ポッドキャスティング」で 今日から始まる宝生流レギュラー番組に、満次郎さまが出演されてます♪ この番組は、宝生流の定例能(月並・五雲)からオススメの一番を 毎月…

喜多流職分会 12月自主公演能

仕舞 「柏崎 道行」 大島輝久 「難波」 佐々木多門 能「天鼓」 シテ :長島茂 ワキ :殿田謙吉 アイ :山本泰太郎 笛 :一噌仙幸 小鼓 :幸信吾 大鼓 :柿原弘和 太鼓 :三島元太郎 地頭 :粟谷能夫 後見 :粟谷幸雄 狂言「福の神」 シテ :山本則俊 ア ド …

色の効用(?)

このところ、「赤」が気になっています。 お洋服の色としては目立ちするぎるので、小物やインテリアとして取り入れていますが。 写真は無印良品の湯たんぽ。 スキー帽子みたいな毛糸のカバーに惹かれて買いました。 新潟ならともかく、東京の冬で電気毛布・・・…

「古代ローマ帝国の遺産-栄光の都ローマと悲劇の都ボンベイ」(国立西洋美術館)

つい先日終わった美術展です(ゴメンネ~) 会期終了前日に行ってきたにもかかわらず、混雑もほとんどなくスムーズに鑑賞。 と書くと、いかにも地味~な企画では・・・と思われそうだけど、これが予想を裏切る充実の内容。 地味だったのは宣伝(特に国立西洋美…

今日のお茶タイム

きのうは久々のお天気でお散歩日和。 毘沙門天の向かいのお茶屋さんで見つけたお煎茶です。 ルピシアにも50g入のカワイイお茶缶があるけど、 和風のうさぎ柄冠は珍しいので、つい衝動買い♪ ユーハイムのクリスマス限定バウムクーヘン。 近々クリスマスオ…

銕仙会 十二月定期公演

能「花筐 筐之伝」 シテ :浅見 真州 ツレ :谷本 健吾 子方 :伊藤 嘉寿 ワキ :宝生 欣哉 ワキツレ :舘田 善博 〃 輿舁 :則久 英志 御厨 誠吾 笛 :内潟 慶三 小鼓 :観世新九郎 大鼓 :國川 純 主後見 :観世銕之丞 地頭 :山本 順之 狂言「雁礫」 シテ…

シェイクスピアのソネット

君を夏の一日に喩へようか。 君は更に美しくて、更に優しい。 心ない風は五月の蕾を散らし、 又、夏の期限が余りにも短いのを何とすればいいのか。 太陽の熱気は時には堪へ難くて、 その黄金の面を遮る雲もある。 そしてどんなに美しいものもいつも美しくは…

「第1回 満次郎の会」

解説 「今宵の能を楽しむために」 辰巳 満次郎 仕舞 「岩船」 佐野 登 「天鼓」 金井 雄資 「草薙」 宝生 和英 「笠之段」 観世 清和 狂言「栗焼」 野村 萬 野村 万蔵 一調「三井寺」 近藤 乾之助 小鼓 :大倉 源次郎 蝋燭能「邯鄲 傘之出」 盧生 :辰巳 満…

「観世家のアーカイブ」

東大教養学部60周年記念として「観世座のアーカイブ 世阿弥直筆本と能楽テクストの世界」が、東大駒場博物館で催されているので、会期終了前日に渋谷で用事があったついでに行ってきました。(←会期は本日18:00まで。ゴメンナサイ!) 今月は能楽堂に足を運…

「自然な建築」(隈研吾/岩波新書)

「あるものが、それが存在する場所と幸福な関係を結んでいる時に、われわれは、そのものを自然であると感じる。自然とは関係性である。自然な建築とは、場所と幸福な関係を結んだ建築のことである。場所と建築との幸福な関係が、自然な建築を生む。」 2008年…

愛情便

実家から小包が届きました☆ 私は特に食にこだわるほうではないのだけど、 味噌と焙じ茶だけは、実家で使っているものじゃないと しっくりこないのです。 お茶は加賀棒茶並のお値段だけあって、味も棒茶ばりに美味しいのですが 二つとも超ローカルなノーブラ…

NHK交響楽団 第1658回定期公演 (Aプロ)

ウェーバー / 歌劇「オベロン」序曲 シューベルト / 交響曲 第7番 ロ短調 D.759「未完成」 ブラームス / 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 指揮|ネルロ・サンティ とうとう、この日が来てしまいました・・・。 今日のN響は、コントラバスを向かって左側、トロンボ…

「ルイス・バラガン邸をたずねる」

ワタリウム美術館で開催中の「ルイス・バラガン邸をたずねる」展に行ってきました。 ルイス・バラガン(1902-1988年)はメキシコを代表する建築家です。 上品なピンクやオレンジを壁面に使った特徴的な住宅や庭園を多く設計したことで知られ、 また住宅開発…

「隈研吾展-Kengo Kuma Studies in Organic-」

アクシスギャラリーで三保谷硝子を観たあと、 外苑東通り沿いにミッドタウン方向へ歩くこと約15分あまり。 地下鉄乃木坂駅を出てすぐ裏にある「ギャラリー 間」で行われている 「隈研吾展-Kengo Kuma Studies in Organic-にハシゴしてきました♪ 「ギャラリ…

「三保谷硝子店101年目の試作展」

六本木のAXISギャラリーで杉本博司のガラス作品が展示されているというので このあいだの祝日、またまたキンチョーしちゃうエリアに行ってきました。 三保谷硝子店は国産のガラスが産声を上げて間もない1909年(明治42)に創業し、 今年で100周年を迎えました…

Winter Roses

秋冬はどうしてもダークトーンのコーディネートが多くなるので 差し色に、ちょっとクールな色合いのピンクベージュのサテンブラウスを買いました。 ピンクは好きな色だけど、なかなか「これ!」という色合いのものがなく お洋服に投入することはほとんどなか…

「逍遥と沙翁の出会い」-笛・謡・太棹三味線によるハムレット再生の試み-

オール早稲田文化週間 坪内逍遥生誕150周年記念 「逍遥と沙翁(シェイクスピア)の出会い」-笛・謡・太棹三味線によるハムレット再生の試み- お話「逍遥とシェイクスピア」 菊池 明(逍遥協会理事) 「笛による叙情歌」 福原 徹 「To be,or not to be」(坪内…

三省堂書店本店のブックカバー

きのう今日と、御茶ノ水&神保町に出かける用事がありました。 今日はもちろん、「あまねく会」♪ 先約の相手に時間調整してもらって、番外仕舞に間に合せたんだから狂ってます・・・。 満次郎さまの「猩々」だけ 観て帰ってきました。 それはさておき、 神保町…

国立能楽堂十月 特別公演

能「松尾」 シテ :田崎 隆三 ツレ :東川 光夫 ワキ :高井 松男 ワキツレ :則久 英志 梅村 昌功 アイ :山本 則孝 笛 :藤田 次郎 小鼓 :幸 正昭 大鼓 :亀井 広忠 太鼓 :小寺 佐七 地頭 :富山 孝道 狂言「魚説法」 シテ :山本 則直 アド :山本 泰太郎 …

うさぎもち

仕事帰り、デパ地下の鶴屋吉信で うさぎのお菓子を発見! その名も「うさぎもち」(^-^) 可愛い~~っ♪ 紅で着色した白餡が透けて、うっすらピンクのうさぎさんです。 白の下に、紅が透けるように重ねる配色を「桜がさね」というのだそうですが 桜がさねのお…

新・根津美術館展-国宝・那智瀧図と自然の造形-

根津美術館が3年半にも及ぶ新創工事を終え、今月ようやく開館しました。 青山なんて、歩いているだけでキンチョーしちゃうぜ(←ちょっと本当) プラダとかカルティエとかD&Gとか銕仙会能楽研修所とか(笑)の並ぶ通りの突きあたり、 信号を渡ってすぐに新…

いばらの冠

中谷美紀 いばらの冠 PV いばらの冠が この髪にくい込むの あなたへと未だ靡く 魂を縛るため このまま海の底 沈みたい気分なの 私を消去して 降りそそぐ星の粉 秋晴れの日曜だったのに、ほぼ一日眠ってばかりいた昨日。 昼近くに起きてシャワー浴びて、その…

雨の日曜日。朝からずっと窓の外を見ている。屋根に降った雨が、軒先からいくつもいくつも雫になって落ちていく。宙を漂うものは、ほんの一瞬にその形をとどめて、黒い土の中に消えていく。ただそれだけのことを、理由もなく愛おしく感じるのはなぜだろう。 …

「THE ハプスブルグ」(国立新美術館)

駅構内の広告につられて行ってきました。 しっかし、サントリー美術館(東京ミッドタウン)、森美術館(六本木ヒルズ)といい、 この国立新美術館といい、<六本木アートトライアングル>に集結する女子は いつ見ても、雑誌からそのまま抜け出てきたような人…

日本橋高島屋のメゾン・トートバッグ

所用でひさしぶりに日本橋に行ってきました。 前の会社にいた頃は、お取引先が集中していたために足繁く通った街ですが 転職してからは三井記念美術館に行くときくらいしか足を向けてない・・・。 さて、今回のお目当てのひとつは日本橋高島屋(のハンカチ売り…

第7回 塩津哲生の会

舞囃子「木賊」 片山九郎右衛門 笛 松田弘之 大鼓 柿原崇志 小鼓 鵜澤洋太郎 狂言「合柿」 シテ 野村万作 アド 野村萬斎 立衆 石田幸雄 深田博治 高野和憲 竹山悠樹 能「望月」 シテ 塩津哲生 ツレ 香川靖司 子方 宝生朝哉 ワキ 宝生閑 間 野村万作 笛 松田…