2009-01-01から1年間の記事一覧

お仕事靴

ファッションチェックが大好きな割に、私は結構 保守的(?)なところがあって 靴は何年も同じブランドのものしか買っていないし、 いまの美容師さんも もう十年近く前からお世話になっている方です。 なんにも考えなくても、「おまかせ」で自分にしっくりく…

<歩く女たち>の系譜-「説教 小栗判官」(近藤ようこ/ちくま文庫)

お能を観ているせいか、中世の文学作品をすこしずつ読むようになっています。 中世といっても、平安時代後期の平氏政権の成立(1160年代)から鎌倉時代、南北朝時代、室町時代、戦国時代まで範囲がかなり広いのだけど、この時代に書かれた文学は本当に面白い…

ネイル

ネイルアートはしませんが、ネイルは毎日か一日おきに塗り直しています。 小さい頃「爪を伸ばすとバイキンが・・・」と刷り込まれてきたせいか、 今でも指をまっすぐそろえた状態で、手のひら側から見たときに爪が指先から見えると いてもたってもいられないく…

NHK交響楽団 第1653回定期公演(Aプログラム)

メンデルスゾーン / 序曲「フィンガルの洞窟」作品26(ローマ版) メンデルスゾーン / ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64(初稿) メンデルスゾーン / 交響曲 第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」 指揮 :クリストファー・ホグウッド ヴァイオリン :ダ…

九月 銕仙会定期公演

狂言「業平餅」 シテ 在原業平 山本東次郎 アド 三位 山本 則孝 稚児 水木 武郎 随身 山本 則重 〃 山本 則秀 沓持 山本泰太郎 長柄持 若松 隆 餅屋 山本 則俊 娘 遠藤 博義 能「定家」 シテ 観世銕之丞 ワキ 森 常好 ワキツレ 舘田 善博 〃 森 常太郎 アイ …

「夢の通い路」(倉橋由美子/講談社文庫)

旅先の、あるいは眠れぬ夜のお伴に おすすめの作家は誰かと訊かれたら 迷わず倉橋由美子と答えます。 そのまま夜を徹して脳細胞を活性化させたいのなら デビュー作「パルタイ」から「聖少女」までの初期作品。 そして、典雅で残酷な幻想ワールドをただよいた…

DVD「大和秦曲抄」

あちこちのお能鑑賞ブログで話題になっていましたが、遅まきながらやっとUP。 夏休み中に下書きした記事を校正しております(DVDは先行予約割引で買いました♪) ふつう、お能のDVDというと舞がつきものですが、このDVDは「謡と囃子」だけ。 マニ…

ニールズヤードのオイル

以前記事に取り上げた、ニールズヤードのデコルテジェルが国内販売終了となったため、 替わりにオレンジフラワーのフェイシャルオイルを使っています。 デコルテ専用ではないものの、デコルテジェルと同じ成分(オレンジフラワー、ザクロの精油)を 使ってい…

国立能楽堂 企画公演「素の魅力」

舞囃子「養老」 梅若玄祥 笛 :松田弘之 小鼓 :大倉源次郎 大鼓 :山本孝 太鼓 :助川治 小舞「海人」 野村万作 地頭 :野村萬斎 狂言語「枕物狂」 茂山千作 小舞「通円」 野村萬斎 地頭 :野村万作 素謡「檜垣」 近藤乾之助 ワキ :宝生閑 地頭 :今井泰男…

GREY GOOSE

今日「グレイグース」が届きました! ああ、明日からの おうち飲みTimeが楽しみ・・・♪ 「グレイグース」は、シャンパーニュ地方の最上級ウルトラ・プレミアム・ウオッカです。 1997年にデビューした、比較的若いウォッカですが、ハイエンド市場をターゲットに、 …

「日本の伝統美を訪ねて」(白洲正子/河出文庫)

先日帰省したときに、録画してあった新作能「花供養」(シテ:梅若玄祥)を見ました。 私がお能本・エッセイ等を通してなんとな~くイメージしてた「白洲正子」と 多田富雄の描く「白洲正子像」には、かなりギャップを感じたけれど、 とても凝った舞台&メイ…

箔でキレイに?!

金沢で私が必ず買うもの・・・それは「あぶらとり紙」。 「箔座」は通販もしているんですが、店頭なら徳用パックがあるので (^-^) ここの「コラーゲンあぶらとり紙」は、取ってほしい皮脂だけ取れるので ほんとお化粧直しがしやすいのです♪ あぶらとり紙ってい…

能楽座 第15回自主公演

一調一管「小原木」 茂山 千之丞 笛 松田 弘之 小鼓 大倉 源次郎 舞囃子「三輪 神楽留」 梅若 玄祥 笛 一噌 隆之 小鼓 観世 新九郎 大鼓 安福 光雄 太鼓 三島 元太郎 地頭 観世 銕之丞 独吟「鳴子」 野村 萬 小舞「七つに成子」 茂山 忠三郎 一調「船弁慶」 …

夏の味

すこし前に「どじょうの蒲焼が食べたい!」と書いたところ、 石綿さんと菩提樹さんから「どじょうのお店ならここですよ~」という情報をいただきました。 このうち石綿さん情報による小立野のお店は、ネットでは該当するお店は見つからず、 市の中心部からも…

金沢能楽会「観能の夕べ」

狂言「雁礫」 山田 譲二 野村 祐丞 増田 秋雄 能「東北(とうぼく)」 シテ :松田 若子 ワキ :平木 豊男 間 :荒井 亮吉 笛 :片岡 憲太郎 大鼓 :飯嶋 六之佐 小鼓 :多田 順子 後見 :高橋 右任 川島 英治 地頭 :佐野 由於 ※8月8日(土)石川県立能楽堂…

黒田香舗のお線香

お盆の帰省でもあるので、金沢で仏様にお供えする蝋燭とお線香を買いました。 近江町市場~東茶屋街は歩いて往復できますが、途中、町家造りのお店が並ぶ尾張町という 古い商店街を通ります。 こういう商店街が残っているのも、戦火に遭わなかった城下町らし…

「愛についての100の物語」(金沢21世紀美術館)

8月7日(金)、この日は羽田から日本海側に近づくにつれて雲が厚くなってきたのですが ホテルに荷物を預けて街の中心部に着いたとたん、スコールのような激しい雨。 片町の小洒落たバールでお昼ごはんをとりながら小降りになるのを待って 広坂の21美まで小…

夏休み

今年も金沢経由で帰省しています。 金沢初日は香林坊に着いた途端ゲリラ豪雨がお出迎え。 滞在中、ゲリラ豪雨→真夏日→雨で、当初予定していた広域の移動ができなかった分 美術館やギャラリーで雨やどりをしながら、マイペースで金沢を満喫してきました。 こ…

海景

ふだんはクラシックかジャズしか聴かないのですが、 すごーく疲れてるときはイージーリスニングを聴いたりしています。 この季節、わりと聴くのは 服部克久のピアノ曲「ドーヴァーの白い想い出」。 昔、NHK教育「ピアノでポップスを」という番組で偶然聴…

お酒が飲みたくなる本 -吉田健一「旅の時間」(講談社文芸文庫)-

仕事の帰り、電車で吉田健一の「旅の時間」を読んでいたら、 むしょうにお酒、それもウィスキーが飲みたくなって 地元の酒屋さんで 先日統合が報道されたばかりの洋酒メーカーのお酒を買いました。 (会社が統合しても、ローヤルとかトリスの名前は残すのか…

「百物語」(杉浦日向子)/「だいふくもち」(田島征三)

怪談は大好きなので、怪異譚のたぐいは夜中に布団ひっかぶって読んでますが、 最近のお気に入りは杉浦日向子の「百物語」(新潮文庫)。 以前記事に取り上げた、近藤ようこと同じ「ガロ」出身の漫画家です。 「百物語」とは、江戸時代からあったという怪談の…

最後の琵琶法師-「琵琶法師」(兵藤裕己/岩波新書)-

琵琶法師、といえばラフカディオ・ハーンの「耳なし芳一」。 その「芳一」の末裔が ほんの十数年前まで存在していたという。 山鹿良之(1901~1996)。 琵琶の弾き語りのみを唯一の収入源とし、全貌を把握しがたいほどの膨大な段物(複数の段から成る長編の…

戦利品

バーゲンは(私の中では)終わりました・・・。 毎年夏のセールでは、ディティールの凝ったジャケットとかワンピースを買うのですが 今年はワンピースとメタリックのサンダルを。 セールで「これ!」というシューズを見つけられたことは、ほとんどありません(T …

宝生会 普及能「船弁慶」

能「船弁慶」 シテ :宝生 和英 子方 :植島 幹登 ワキ :殿田 謙吉 ワキヅレ :大日向 寛 則久 英志 間 :山本 則重 笛 :杉 信太朗 大鼓 :柿原 弘和 小鼓 :大倉 源次郎 太鼓 :金春 國直 後見 :佐野 萌 中村 孝太郎 地頭 :富山 孝道 (6月26日 宝生…

森八の「季すずやか」

今年のお中元は「森八」の涼果詰め合わせ。ついでに自分用にも(^-^) 「季すずやか」は、宝達葛と白玉をたっぷり使ったお菓子。 あずきと青梅の二種類があります。私はあずきの方が好きですね~。 葛を使っているので全体的にまったりとした口あたりで、これ…

銕仙会 7月定期公演

能「敦盛」 シテ 長山 桂三 ツレ 観世 淳夫 青木 健一 安藤 貴康 ワキ 村瀬 純 アイ 山下浩一郎 笛 寺井久八郎 小鼓 森澤 勇司 大鼓 原岡 一之 地頭 清水 寛二 後見 若松 健史 長山禮三郎 狂言「水汲」 シテ 野村 万蔵 アド 小笠原 匡 能「百萬」 シテ 山本 …

塩津さんの能楽体験講座

タイトルの通り、塩津哲生&圭介の能楽体験講座に行ってきました。 今まで体験講座には行ったことがなかったのですが、今年は「修能会」プレ講座にも行ったし たまにはこういう企画に参加してみるのもいいかな~、と。 こういう企画は、「お能は初めて~」と…

阿佐ヶ谷住宅に行ってきました(2)

6世帯入居タイプのテラスハウス?の9号棟。 私が知る限り この棟は2年前には既に空家になっていましたが、緑地の整備は維持されているようです。住人による、阿佐ヶ谷住宅の現状と再開発理解を訴える看板が立っています。 阿佐ヶ谷住宅を含む成田東地区は…

阿佐ヶ谷住宅に行ってきました(1)

阿佐ヶ谷住宅が ついにこの夏には取り壊されるらしい、という情報を聞いて、 阿佐ヶ谷まで行ってきました。 杉並区役所から閑静な住宅街を歩くこと約3分、ランドマーク的存在の水道塔がお出迎え。 阿佐ヶ谷住宅とは、杉並区成田東にある全戸数350世帯の日本…

「桜の森の満開の下」(坂口安吾・近藤ようこ/小学館)

某メガ書店で 近藤ようこの「桜の森の満開の下」「妖霊星-身毒丸の物語」を発見。 新潟県の特産といえば米と酒ですが、漫画家も大勢産出、じゃなかった輩出しています。 有名どころでは高橋留美子(めぞん一刻)、水島新司(ドカベン)、魔夜峰央(パタリロ…