海景

イメージ 1

ふだんはクラシックかジャズしか聴かないのですが、
すごーく疲れてるときはイージーリスニングを聴いたりしています。

この季節、わりと聴くのは 服部克久ピアノ曲「ドーヴァーの白い想い出」。
昔、NHK教育「ピアノでポップスを」という番組で偶然聴いたのですが、
きれいなメロディの繰り返しが打ち寄せる波を思わせる、シンプルな構成ながら
一度耳にしたら忘れられない曲です。

21美「歴史の歴史」展の 円形の展示室で、杉本博司の「海景」シリーズを観たとき
モノクロでも 地域や時間によって海の表情が違って見えたのを思い出します。
私が思い浮かべる「海」は、やはり水蒸気をたっぷり含んだ、灰色がかった日本海
真夏の太陽の下でも、底に灰色を帯びた青い色のイメージなので、
大学の新歓合宿で千葉県の勝浦に行って、アクリルのような青い海に驚きました。
富山出身の同級生も「初めて見た太平洋にショックを受けた」なんて言ってましたが。
夏のドーヴァー海峡で見る「海景」は、どんな風に見えるんでしょうね。

(写真は杉本博司カリブ海」)