九谷焼のスープ皿

 今の職場に異動してもうすぐ三週間。
 今までの職場は残業がやたら多くて外食やテイクアウト中心の食生活だったのですが、異動でワークライフバランスが改善されることが予想できたので、これを機に食生活も見直そうと着任の一か月くらい前から自炊を再開しました。(ついでに書いておくと、社会人になって初めてお弁当箱なるものも買いました)
 
 正直いって、いつまで続くんかいな~と心配でしたが、これが意外と楽しくて。
なにより出来合いのメニューと予算の範囲のみで食べるものを選んでいた時よりも、食生活が格段に豊かになりました。今は食材ごとのレシピ本やクックパッドのおかげで初心者でも食材を余さず使いきれるから、旬の秋鮭やきのこ類もいろんなメニューで食べられるし、食材の出どころも自分の目で確認して買っています。
 
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 年明けに金沢で買った、お気に入りの九谷焼のスープ皿も大活躍。
 九谷焼というと朱や碧などの鮮やかな絵付けのイメージがありますが、白地に藍のものもあるんですよ~。
 写真の器は、宮内庁食器制作・妙泉陶房 山本長左の弟子だったという女性作家による一点物で、ひと目惚れで我が家にお迎えしました(笑)。
細かい染付の線は師・山本長左の流れを感じさせますが、この方の線はもっとやさしくてモダンで、日々の食事を彩ってくれています。
 
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 深さは通常のスープ皿と変わりませんが、高さがあるのも気に入りました。
スープだけでなく、パスタやカレーなどなど・・・にも広く使えます。
キーマカレーなんて似合いそうな気がしますね。
 
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 お皿のふちには、お花を持ったウサギやリスが
なんとなく、この作家さんには小さなお子さんがいるのかな~という気がします。
いわゆる九谷焼のイメージからは少し離れるかっもしれませんが、料理を盛りつけて、食べる、ひとときを楽しませてくれるんですよ♪
 
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 具だくさんのクリームシチューに。
やまねこ家のシチューやカレーの具は、ごろんと大きめです。はふはふしながら食べるのが最高なのだ
 金沢で今までにも(使うあてがほとんどないまま)買った器が何点かありますが、いずれも息を吹き返したように、やまねこのヘタな料理をフォローしてくれています。
そのうち京都や九州からも連れて帰ろうっと。楽しみです