秋の鎌倉お散歩旅 ①北鎌倉 東慶寺・浄智寺
九州旅行記を書き上げたと思ったら、またまた放浪癖が。。
というわけで、先週の三連休に鎌倉に「お散歩旅」に行ってきました。
今回はマイナスイオンをたっぷり吸いたいな~!と思って、以下のコース
⇒ 源氏山公園 ⇒ 銭洗弁財天 ⇒ 佐助隧道 ⇒ 今小路 ⇒ 鎌倉駅
・・・という、計3時間半余りのコース(お寺の拝観・お茶タイムを含む)
このお寺は封建時代、女性の側から離婚できなかった時代に、ここに駆け込めば離縁できる女人救済の寺として明治4年(1871年)の縁切り寺法廃止に至るまで、実に600年の永きにわたり、縁切りの寺法を引き継いできました。
この石段の先の山門に入れば夫の手の届かないエリアに入れますが、石段の途中で追っ手に追いつかれても草履を山門の中に投げ入れられれば保護されたという話を聞いたことはあります。
そんな歴史を持つ東慶寺ですが、現在ではデートスポットとしても有名です
お茶室。花の寺としても有名な境内には紫苑や秋の朝顔、そして夕顔の花が咲き乱れていました。
一見コスモスのように見えるお花は秋明菊。
で、こっちがコスモス(秋桜)。
山葡萄。
自然が生み出したビジュー(宝石)。
やまねこ、こんな色合いのネックレスが欲しいなあ~
北鎌倉でいちばん好きなお寺・浄智寺
長い年月をかけて磨り減った石段の風合いがやわらかい。
秋空に向かってたなびく薄。なんだか「井筒」が観たくなってきました。
初期の住宅建築にもみられる茅葺スタイル。近くでよく見るとなかなかすっきりしたお庫裡ですね~。
谷戸のはざまにぽっかりと開けた墓地。
やまねこはこの空間がすごく好きで、鎌倉に行くと必ず足を運んでいます。
雨風にさらされた古い五輪塔(若干新しいのもあるけど・・・)。
いくらお婆さんだからって木の卒塔婆に腰かけるには無理があるんじゃないかと思ってたけど、五輪塔なら納得です。小町とワキとの問答も卒塔婆(ストゥーパ)が仏体をかたどったものだと知ったうえで聴けば眠くならない、かも
かなり古い時代に用水として掘られたと思われる横井戸。
なんか、こういうジメジメと閉塞した空間って怖い。奥多摩の鍾乳洞の地底湖でウン十年前の遭難者が見つかって・・・なんてニュースを聞くとゾワゾワします。闇の中に冷たい水が満ちているってイメージが恐怖です。(とか言いつつ撮っちゃうヒト)
昔ながらのポンプ式の井戸。
こういうの見るとついついキュコキュコしたくなる やまねこでした。
(お散歩の続きは明日以降に。。)