金沢の底ヂカラⅡ(金沢21世紀美術館)
東京から金沢へは、越後湯沢(上越新幹線)経由、「はくたか」で新潟・富山を
通るコースもありますが時間がかかるので、今回は羽田→小松コースで行きました。
こっちのほうがずっとラク。正午前には金沢に到着。
通るコースもありますが時間がかかるので、今回は羽田→小松コースで行きました。
こっちのほうがずっとラク。正午前には金沢に到着。
正直言って、こんなに楽しめる美術館って本当に初めてでした!
雑誌で必ず紹介される、「スイミングプール」は正直それほど騒がれるほどのものか?
と思いましたが、「緑の橋」はガラス張りの回廊を歩く自分自身も作品の一部に
なったかのような錯覚を覚える、つまり人が入って初めて作品として完成する
鑑賞者参加型のアートではないかと思います。
通路から展示の一部が見えたり、迷路のように同じところをぐるぐる歩き回っている
のに、毎回必ず何か発見がある。
ミュージアムショップのオリジナル商品や美術関連書籍も充実していて、
「おみやげコーナー」を超えたレベル。
教育効果だけでなく、売上げにもかなり貢献しているのではないかと思いました。
雑誌で必ず紹介される、「スイミングプール」は正直それほど騒がれるほどのものか?
と思いましたが、「緑の橋」はガラス張りの回廊を歩く自分自身も作品の一部に
なったかのような錯覚を覚える、つまり人が入って初めて作品として完成する
鑑賞者参加型のアートではないかと思います。
通路から展示の一部が見えたり、迷路のように同じところをぐるぐる歩き回っている
のに、毎回必ず何か発見がある。
ミュージアムショップのオリジナル商品や美術関連書籍も充実していて、
「おみやげコーナー」を超えたレベル。
教育効果だけでなく、売上げにもかなり貢献しているのではないかと思いました。
この日の企画は
「我が文明 -グレイソン・ペリー展-」
「パッション・コンプレックス -オルブライト=ノックス美術館コレクションより-」
「我が文明 -グレイソン・ペリー展-」
「パッション・コンプレックス -オルブライト=ノックス美術館コレクションより-」
1500円の周遊券で見て回れるだけのボリュームですが、最初に見たグレイソン・ペリーの
インパクトが強くて「パッション・コンプレックス」は今となっては印象が薄いかな?
「本当の話」のソフィ・カルの作品に出会えたのは収穫でしたが。
インパクトが強くて「パッション・コンプレックス」は今となっては印象が薄いかな?
「本当の話」のソフィ・カルの作品に出会えたのは収穫でしたが。
ペリー展、チケット売り場に「性的な表現を含むため、お子様連れの鑑賞は
その旨ご了承ください」なんて書いてあるの、はじめて見ました!
まぁ確かにセックスをモチーフにしていない作品を探す方が難しいくらいだったけれど、アートを鑑賞できるだけの年齢の子どもなら
別にいいんじゃないかなぁ??(隠したって興味持つでしょうが)
その旨ご了承ください」なんて書いてあるの、はじめて見ました!
まぁ確かにセックスをモチーフにしていない作品を探す方が難しいくらいだったけれど、アートを鑑賞できるだけの年齢の子どもなら
別にいいんじゃないかなぁ??(隠したって興味持つでしょうが)
「政治家のための版画」のように世界各地の紛争をシニカルに描いた作品や、
テディベアをモチーフにした風刺たっぷりの作品群を見ると、
ああやっぱりイギリス人の感覚だなぁと思います。
「政治家のための版画」なんて、
鑑賞してるお前だってあらゆる対立・紛争に無関係じゃないんだぜ、
と言われてるみたいでドキッ。
それにしても、テディベアのモチーフ、なんとなく2ちゃんねるのモナーっぽい
と思ったのは私だけ?(「何がいやなのか?」とか「アラン・ミーズルスの祭壇」とか)
テディベアをモチーフにした風刺たっぷりの作品群を見ると、
ああやっぱりイギリス人の感覚だなぁと思います。
「政治家のための版画」なんて、
鑑賞してるお前だってあらゆる対立・紛争に無関係じゃないんだぜ、
と言われてるみたいでドキッ。
それにしても、テディベアのモチーフ、なんとなく2ちゃんねるのモナーっぽい
と思ったのは私だけ?(「何がいやなのか?」とか「アラン・ミーズルスの祭壇」とか)
ちなみに、ここの特任館長が「超美術館革命」という新書を出していますが、
中身は同じ内容の繰り返しです(この美術館は夜10時まで営業している・子供を
ターゲットにして成功した、という話が4,5回は出てきます)。
自慢話にややウンザリさせられますが(MINO丼は、ちょっと・・・)、
これからが楽しみな、元気な美術館であるのは間違いありません。
中身は同じ内容の繰り返しです(この美術館は夜10時まで営業している・子供を
ターゲットにして成功した、という話が4,5回は出てきます)。
自慢話にややウンザリさせられますが(MINO丼は、ちょっと・・・)、
これからが楽しみな、元気な美術館であるのは間違いありません。