ラヴェルの夜
この日のプログラム
・組曲「マ・メール・ロワ」
・ピアノ協奏曲ト長調
・バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)※
指揮:アンドレ・プレヴィン ピアノ:ジャン・イヴ・ディボーデ
※1stフルート:神田寛明
・組曲「マ・メール・ロワ」
・ピアノ協奏曲ト長調
・バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)※
指揮:アンドレ・プレヴィン ピアノ:ジャン・イヴ・ディボーデ
※1stフルート:神田寛明
アシュケナージが音楽監督に就いてから数年間、
N響の音が軽い、というか薄っぺらくなったような気がしていたのですが、
この晩の音は軽やかで柔らかく、温かみを感じさせました。
テンポはややゆっくりめ。
一時間近い大曲「ダフニス」もゆったりした気分で楽しめました。
N響の音が軽い、というか薄っぺらくなったような気がしていたのですが、
この晩の音は軽やかで柔らかく、温かみを感じさせました。
テンポはややゆっくりめ。
一時間近い大曲「ダフニス」もゆったりした気分で楽しめました。
出演者の名前に首席フルート奏者を入れたのは、
「ダフニス」の終盤『夜明け』に、長く素晴らしいソロがあるから。
神田さんの笛は、決してキラキラした華やかなタイプではないのですが、
柔らかく爽やかな音。
「ダフニス」のソロも、夜明けの澄んだ空気のような気持ちのいいものでした。
「ダフニス」の終盤『夜明け』に、長く素晴らしいソロがあるから。
神田さんの笛は、決してキラキラした華やかなタイプではないのですが、
柔らかく爽やかな音。
「ダフニス」のソロも、夜明けの澄んだ空気のような気持ちのいいものでした。
この曲はフルート2、ピッコロ1、アルトフルート1という編成なので、
フルートはほぼフルメンバーでの乗り番。
印象的だったのは、アルトフルートの音がクリアに聴こえてきたこと。
NHKホールのような「紅白」仕様だと、
いつもはストラヴィンスキーなどでこの楽器を使っても
せっかくのソロが活かしきれてないように思えるのですが、
この晩はアルトフルートの温かな音色を堪能することができました。
フルートはほぼフルメンバーでの乗り番。
印象的だったのは、アルトフルートの音がクリアに聴こえてきたこと。
NHKホールのような「紅白」仕様だと、
いつもはストラヴィンスキーなどでこの楽器を使っても
せっかくのソロが活かしきれてないように思えるのですが、
この晩はアルトフルートの温かな音色を堪能することができました。
それにしても、フルートの素材が全員バラバラなのにはビックリ。
神田さん:木フルート/甲斐さん:金フルート/
菅原さん:金ピッコロ/細川さん:銀アルトフルート
神田さん:木フルート/甲斐さん:金フルート/
菅原さん:金ピッコロ/細川さん:銀アルトフルート