「FIGARO」のブックガイド

このブログ、もとはブックレビューや美術展の感想を書くつもりで
開設したものでした。

それが、ふとしたことから路線が変わり、
・・・設定画面をチェックしたら、「読書」が11本でお能関係は16本。
11本中3本はコミックだから、活字ものとしては少なすぎ。
美術展は7本。本当はもっと行ってるんだけど。
おまけに書庫の設定をミスって、トップ記事が金沢旅行のまま(汗)。
削除しないで直す方法がわからない んー、困った!

そんなわけで、すこしは読書も新規開拓しようとブックガイド買いました。
ちょっと前の特集なので、すでにバックナンバーになってますが。

フィガロジャポン
「目覚めよ、私!フィガロの読書案内202冊」
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女性誌で趣味・アート系の特集は年1回打つかどうか、というところでしょうか。
CREA」(文藝春秋)が、創刊当時の教養系を
ファッション誌に路線変更してからずいぶんたちます。
男性誌と違って制作費が馬鹿にならない女性誌は、
広告主ウケしない特集はなかなか組みにくいそうです。
それでも、たまに出るこういったブックガイドは
編集者のセンスがとても問われる分、
ガイド自体が結構面白かったりします。

フィガロジャポンの読書特集(12/20号)は、
翻訳ものあり新書あり古典あり・・・で、
女性作家インタビューの人選もなかなかイイ線いってます。
「停電の夜に」のジュンパ・ラヒリ(インド)
「刺繍」「ペルセポリス」のマルジャン・サトラピ(イラン)  など

都内の個性派書店、オシャレなブックカフェも紹介されていて、
「こんなお店で気のきいた本読んでる私っておしゃれかも♪」みたいな、
読者心理のツカミもばっちりですね。
バックナンバーはオンライン購入可能ですから、
「なにか面白い本ないー?」という方にはオススメです。

このガイドには載っていませんが、
私も冬休み用に2冊、入手してみました。

三島由紀夫「春の雪」(新潮文庫
リディア・デイヴィス「ほとんど記憶のない女」(白水社

レビューは後日、あらためて。