声だけ大原麗子

今日、出勤したら「大原麗子に似てる」と言われてしまいました!
大原麗子って、アンニュイな美人女優じゃないですか。
そうか、私の魅力にみんなやっと気がついてくれたのね。

・・・じゃなくて、風邪でノド涸れした声が大原麗子にそっくり!なんだそうです。
「いいね~いっそ、そのままの声でいて♪」(by職場のおじさん)
ええい、声「だけ」じゃなくて仕事もアンニュイに片づけてやる!

能なんかで、誰かのお声があーだこーだ、と男性の「声」に注文が多い割には
私の声はトーン低めで、色気もなにもあったもんじゃないので「大原麗子」うらやましいです。

でも、咳が止まらない事自体は体によくない(咽喉だけじゃなく体力も消耗する)ので、
咳止めはしっかり飲んで加湿器かけてます。
日本海側では、除湿機は必要でも加湿器なんて存在すら知らなかったくらいですが、
こっちでは、お肌だけでなく咽喉もケアしないといけません。

湿度の違いといえば、こないだのN響で開演前に楽員による室内楽を聴いたけど、
チェロとハープ、マリンバ(木琴)という珍しいアンサンブルでした。
いずれもヨーロッパの乾燥した風土の中で発達してきた楽器で、
湿度を前提とした和楽器と対照的で面白いなあー、と埒もないこと考えながら聴いてました。
でも最近は、エアコンなどの影響で小鼓のコンディションを整えるのが大変、
と、玄人の方がブログに書いてらしてたので、事情が違うのかもしれません。
かといって、弦楽器の調整がしやすくなったという話も聞かないので
いずれにしても、女性と演奏家は湿度の問題からは解放されないのかもしれませんね。