帰省

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昨夜、職場からそのまま新潟へ帰ってきました。
うっかりして遅めの時間帯の指定席しか取れなかったものの、
上司が「今日くらい定時で帰れば?」と言ってくれたので、
始発だし早めに自由席の列に並べばいいかー、とお気楽に考えてたのですが、
甘 か っ た !
新幹線の改札自体が長蛇の列。
suica併用してる人たちが改札止めちゃうので、いつも以上に時間がかかりました。
新幹線に乗り込むときは、ラッシュアワー並みに割り込み、押しが多くて
あぁ、争いごとを好まないはずの新潟県人はどこに行っちゃったんでしょう?
座れた途端、疲れがどっと出たのか、お茶も飲まずに浦佐まで昏々と眠っていました。


帰りがけ、オアゾ丸善で「対訳でたのしむ能シリーズ」(檜書店)を買いました。
これはメジャーな能の主要場面を、謡と対訳で解説しているというもの。
お稽古する余裕まではないけれど、曲そのものの内容に少し踏み込んでみたい、
という初心者にはピッタリの本です。お流儀ごとの違いにもふれているし
1冊500円とお値段が手ごろなのも魅力。
屋島・八島」「葵上」「隅田川」「俊寛」を購入。
今回のセレクトは、ちょっと暗めの曲が多いような~(^_^;)
でも「八島」は、こないだに続いて今月も観る予定なので、楽しみです♪

リンボウ先生(林望)が、「能は謡が命だから、謡本読みながら観た方がいい」
と書いているけれど、そんなことしたら謡以外の大事なものを見逃しそう!
よく謡本広げてる方見かけるけど、お稽古ぢゃないんだからさー。ガサガサうるさいし。
(師匠は弟子に見所でのマナーもちゃんと教えてあげてね)
とはいっても、聴き取れるようになるとやっぱり面白い。
外国語のヒアリングと同じで、夏から毎月観に通っているうちにスムーズに聴き取れる
比率がだんだん高くなってきて、謡の一節にぐっときちゃうことが増えてきました。
なんかシェイクスピア劇みたいですね。

写真は我が家のわんこ。
昨夜は駅まで父の車に同乗して迎えに来てくれました(^ ^)