ブックカバー

辻邦生の長編小説にハマッています。

GWから「西行花伝」「安土往還記」、
そして今は「嵯峨野明月記」。これも今週中には読み終わりそう。
抑制のきいた文章なのに、まるで自分がその場面に居合わせているかのような描写力。

こうした長編は書店で買ってきた文庫本ですが、
長期間読むので、書店のカバーじゃヨレてきてしまうのです。
で、もっとハリのあるブックカバーがほしいと思い
いろいろ探したところ、「これぞぴったし!」というものを見つけました。

Bleu Bleuet(ブルー・ブルーエ)のブックカバー。

素材はピッグのバックスキンなので、見た目&手ざわりがやさしい感じ。
なによりカラーバリエーションが豊富なので、本のイメージや気分で色を選べる。
辻邦生の小説には、明るい「夏の海の色」を使うことに決めました。
あとは色違いで濃紺と深紅の2色。
短時間とはいえ、気分を変えるために手にするものだし、
このブログでレビューを書くようになってから、本を粗末に扱えなくなったのです。

もしかしたら
書くことによって、自分にとって大切なものが見えてきたのかもしれません。