フォーレの夜想曲第12番
この1年間で 間違いなく一番よく聴いた曲。
作曲家人生とほぼ重なる時期に書かれただけあって、
全曲通して聴くとフォーレの作風の変遷がはっきり見て取れます。
初期の甘く夢見るような1番~4番
中期の見果てぬ夢への憧れと諦観のただよう官能的な5番~8番
そして極度に内面性が高くストイックな晩年の9番~13番
全曲通して聴くとフォーレの作風の変遷がはっきり見て取れます。
初期の甘く夢見るような1番~4番
中期の見果てぬ夢への憧れと諦観のただよう官能的な5番~8番
そして極度に内面性が高くストイックな晩年の9番~13番
ライナーノーツなどを読む限り、円熟期の6番と最晩年の13番が
傑作といわれることが多いようですが、
私の好みは7番、10番、そして12番。
10番以降は、いかにもフォーレ・・・な甘美さがほとんどうかがわれず、
音域もテクニックもギリギリまで抑制されているものの、
焔が燃え尽きる直前の、最後の輝きのような情熱を感じて気に入っています。
傑作といわれることが多いようですが、
私の好みは7番、10番、そして12番。
10番以降は、いかにもフォーレ・・・な甘美さがほとんどうかがわれず、
音域もテクニックもギリギリまで抑制されているものの、
焔が燃え尽きる直前の、最後の輝きのような情熱を感じて気に入っています。
特にこの12番は、転調やテンポの変化を繰り返しながら
翳りのある旋律がうねるように上昇していく、かなり個性的な曲で
ハイドシェック、ユポー、コラール、藤井一興、ドワイヤンのCDを
せっせと買い漁って聴き比べをしたものです。
といっても、こういう「音楽鑑賞ネタ」は読む方は聴かない限り
どんな曲(演奏)かわからないのが心苦しいところ・・・。
最近、私と同じコトをしている方のサイトを見つけましたので、
興味のある方はこちらをどうぞ。
翳りのある旋律がうねるように上昇していく、かなり個性的な曲で
ハイドシェック、ユポー、コラール、藤井一興、ドワイヤンのCDを
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どんな曲(演奏)かわからないのが心苦しいところ・・・。
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