雪之華

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京都で自分用のオミヤゲに買った正絹の袱紗です。
紅梅無地の袱紗を何年も前に買って使っていますが
雪輪文様に一目ぼれして「京都記念」買い♪
桜色~ペパーミントグリーンのグラデーションの地に
雪輪と紅白梅の刺繍がワンポイントでほどこされた、すっきりしたデザインです。

雪華(雪の結晶)の文様は、比較的歴史が浅いそうです。
室町時代には、すでに雪の文様自体は存在していたようですが、
雪の結晶が意匠化されたのは江戸時代に入ってから。
天保三年(1832年)、 古河藩の土井利位が刊行した自然科学書「雪華図説」
雪華文様がブームになったそうです。
そういえば去年夏のサントリー美術館「水と生きる」展でも、
雪華文様が染め抜かれた江戸時代の掛け布団地が展示されてました。

私は雪文様が好きで、手ぬぐいとか風呂敷、香立てなどで集めています。
金沢で「雪輪に雪うさぎ」の木綿風呂敷を見つけたときは、うれしくなって二枚購入。
うち一枚は、サントリー美術館へ一緒に行った友人へのオミヤゲに。
本当は雪輪の帯がほしいんですけど、着物着る機会がないんですよね・・・。
でもちょっと憧れだったりします。