美術館で散財

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左2冊は21美から買った図録、右端はAmazonで買った写真集。

金沢21世紀美術館杉本博司 歴史の歴史」(写真左)
グッゲンハイム美術館「SUGIMOTO Portraits」(中央)
・写真集「Mies van der Rohe's FARNSWORTH HOUSE」(右)

12月初旬に杉本博司展に行った時には、図録はまだできてなかったのですが
会期中に21美に注文すれば一般書店より割安で買えるというので
先日ミュージアムショップに注文したものが届きました。

また、金沢から帰った後「不埒王の生涯」(「苔のむすまで」)で取り上げられていた
グッゲンハイム美術館「Portraits」(2000)の図録がどうしてもほしくなり、
ネット古書店や都内のアート系洋書店、版元を探しまわったものの、
こちらの予算に見合ったものがどうしても見つからず(図録の古書は結構高い)、
そういやたしか21美に置いてあったな~・・・という記憶を頼りに
ダメモトで問い合せてみたところ、なんと、まだ残ってるとのお返事!!(T▽T)
「歴史の歴史」と抱き合せで衝動買いしたので、も~ケッコウなお値段になりました。

この時点で既に建築写真集「ファンズワース邸」を注文していたので、
今月は、もう、おとなしくしているしかありません・・・。
でも このテの書籍は見つけたときに買っておかないと、すぐ絶版になっちゃう。
レビューは気が向いたら書くかもしれません。(←無責任)

図録だと、どうしても作品が展示番号順の時系列配置になってしまうので、
21美の、円形の展示室や迷路のような順路をさまよった空間感覚の記憶とフィットしなくて
もどかしい気分にもなりますが、館長との対談や学芸員のレポートなんか面白そう。
秋元館長は、直島の「家」プロジェクトで杉本が護王神社を再建した当時の館長で、
杉本は当初能舞台の設置・公演をするつもりで、ベネッセの福武氏にプレゼンしていたのが
台風で本殿が崩壊したため、神社の再建という話になったのだとか。

こういう本を手元に置くことで、帰宅後の楽しみが増えそうです。