鎌倉文学館(旧前田侯爵家別邸)

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長谷といえば大仏~ですが、私のオススメはここ!
鎌倉文学館は、1936年に旧加賀百万石・前田家の別荘として建てられました。
(ちなみに本邸は東大駒場キャンパスの近くにあります)
ハーフタインバーとスパニッシュを基調としながら、和風のデザインも見られます。
照明は東京都庭園美術館にも見られるようなアールデコ調。
4月に庭園美術館が内部公開された際に、照明の写真を撮りまくったのですが
それはまた別の機会に・・・。
 
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さすが百万石の別荘だけあって(?)、本館までのアプローチ(車道)が長い。
写真のような緑のトンネルをくぐっていくので、非日常気分がたっぷり味わえます。
敷地に入ってすぐに「前田」の表札を掲げた門があって、
これまた長いアプローチと木立の陰にスパニッシュ調の白い洋館が見えましたが、
こちらが現在の前田家の別荘(本邸かも?)として使われているようです。
 
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三島由紀夫「春の雪」の舞台にもなったこの洋館、
長谷の町を見おろす小高い丘の上にあって、海からの涼しい風が吹いてきます。
公開ゾーンで旧侯爵家の面影を垣間見れるのは1階の展示フロアのみ。
3階は日本間ですが、建築基準法上、木造建築の3階以上は公開できないそう。
 
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私が訪れたときは、薔薇園のバラはまだ咲き始めでした・・・。
 
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「アブラカダブラ」という名前のバラ。