お月見うさぎ

 

仕事帰り、デパ地下の「鶴屋吉信」で見つけた季節の上生。

ちょうど目の前の「月見うさぎ饅頭」が残り3個になったところで、

やまねこの横にいた女の人が「うさぎ饅頭２つ！」。

こういうときってつい、勢いにつられちゃうんですよね～

最後のひとつをお買い上げ。

左のお菓子は、満月と雁をあしらった「仲秋」。

お給料日前なのに高い上生を買ってしまうのは、親に似たのかも。

若いころの父もよくケーキだのシュークリームを買って帰ってきたし、

母も月末に　たとえ300円でも花が買いたくなって部屋に飾ったとか。

堅実に暮らすには、逆説的ですが、時にはささやかな贅沢も必要なのだと思います。

 

 

今月初のお番茶。

ついこのあいだまで麦茶やアイスコーヒー飲んでばかりいたけど、

いまは温かいお茶の方がしっくりなじみます。

ランチョンマットがわりの手ぬぐいも、初秋らしく萩の柄に模様替え。

萩の花って、可憐でありながら野趣があって、風にたなびいているやさしい姿を見ると、ああ、秋が来たんだな～と実感します。

都内ではあまりお目にかかれないので、こないだの土曜日、萩見たさに北鎌倉へ。

まだ蒸し暑いけど、秋を　そこかしこに見つけることができました。