城下の森でティータイム

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今回、シーズンオフの金沢行きでぜひとも行きたかった場所のひとつに行ってきました。
 
写真はなんだか火曜サスペンス劇場(←古い!)の殺人現場で、鹿賀丈史扮する刑事が死体の手首に絡まった
鬘帯を見つけて「こ、これは・・・」などとつぶやくシーンにでも出てきそうな場所ですが(笑)、
 
 
 
 
 
21美から県立美術館に抜けるショートカットコースです。
 
ただし、この季節はご覧のとおり、本当に死体発見現場になりかねない足場の悪さですので、
命が惜しい人は、フツーに兼六園横の坂道からアプローチすることをお勧めいたします。
 
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石段を登りきった先は、
石川県立美術館内に新しくできた話題のカフェ「ミュゼ・ド・H(アッシュ)」。
 
能登出身のパティシェ辻口博啓プロデュースのカフェで、土日はいつも並ぶようなお店です。
魅力的なカフェやショップで美術館の収益を牽引する手法は、MoMaなど海外の美術館で行われていますが、
県立美術館も女性を中心に集客に成功しているようです。展示まで入る人が何割いるかに興味がありますが。
この日は金沢には珍しく青空が見られ、窓の外に広がる本多の森の雪景色を楽しみながらのティータイム。
 
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やまねこ、「スイーツ」という言葉を聞くと背中がザワザワしちゃうというか、「デザートって言えばいいじゃん。。」
と心の中でつぶやいてしまう、おやじメンタリティの持ち主ですが、ここの「ケーキ」はほんとに美味。
美味しいものは、ヘンクツ・へそ曲がりの口をも塞いじゃうものなのですね。
写真は「ルージュエノアール」。
アールグレイの香りのクレームショコラにフランボワーズを重ねた、大人のケーキ。
口の中で濃厚なショコラと甘酸っぱいフランボワーズが、ゆっくり融けて広がっていくのがたまんない。
ここの紅茶(アールグレイ)もいい茶葉を使っていて、なんかとても贅沢な気分になれました。
 
 
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帰りの下り坂はさすがに危険なので、お散歩を兼ねて表の坂道から広坂に戻りました。
夏場なら観能の夕べで能楽堂に行き来する道です。
それにしても、毎回滞在中の消費カロリーがオソロシイことになる、金沢なのでした。。。