幸せの沸点

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 きのうはお給料日。
 隣の部署の20代男子と「給料日のご褒美」が話題になったところ、彼の毎月のささやかな楽しみは、地元のミスドで箱一杯ドーナツを買って帰ること♪なのだそうだ。
「それ、全部一人で食べるの?」
思わず、野暮な突っ込みを入れてしまったけれど、翌朝にも「おめざ」としてしっかり完食してしまうのだそうだ。
 最近の若い男の子(20代)は、お酒をほとんど飲まない代わりに甘いもの好きなタイプが増えているそうで、件の彼も細身で爽やか系なスポーツマンなのに(?)、かなりの甘党らしい。私はといえば、箱一杯のドーナツなんて聞いただけでゴメンナサイなのだけど、相手があまりにも嬉しそうに「ご褒美ドーナツ」の話をするので、思わず声を立てて笑ってしまった。
 怒りの沸点は高く、幸せの沸点は低い方が人生がより楽しくなる。
 
 
 で、写真は私の「幸せの沸点」。ちょうど頃合いの形のビアマグを花器に転用。   少し前から、○山フラワーではなく地元の花屋さんで部屋に飾るお花を買っている。以前は市場の仲買人だったというご主人は、見た目は木こりみたいなゴマ塩頭のオジサンだけど、なかなかどうしてセンスがよく、この季節の店内に秋紫陽花や木の実をあしらった素敵なリースが飾られているし、春には500円程度の予算で可憐なグラスブーケを作ってもらったこともある。
 はじめてこのお店に入った時、青フラの感覚で花にふれた私は、ご主人から穏やかな口調で注意されたのだけど、それはこれからもお花を楽しみたい私にとっては知っておいてよかった内容だった。客単価が決して高くない、しかも閉店間際に来る私にも良心的な対応で、細心の注意で管理された(←大手チェーンでもこの点で残念なお店が結構あるのです)、美しいお花を楽しめている。
 
 
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 写真はアスターという菊。
私が知っているアスターは小ぶりで仏花に使われているイメージがあったけど、このアスターは実際は画像よりもっと鮮やかなフランボワーズ色で、たとえていえば、日本趣味にハマったドビュッシーの書斎にでも飾られていそうな中ぶりの見事なもの。これを選んだ時に ご主人が満足げな笑みを浮かべたのを見逃さなかったわ(笑)。
スプレー咲きだから、一本でブーケのように放射状に活けられるのもうれしい♪
 
 お部屋の花は、初心者向けの本を見ながら見よう見まねで活けているけど、高さやボリュームのバランスが難しい。特にスプレー咲きのお花はせっかく咲いたのを「間引く」のがかわいそうで。。
 本当は短期間でもちゃんと基礎を習いたくて、そのお店の教室なら通ってもいいかな~と思っているけど、平日の昼間なんだよね~(涙)。
 まずは、きちんとした花鋏を買おうっと。