懐かしのカフェ
お休みを利用して、久しぶりに母校(大学)のある町へ行ってきました。
やまねこが学生だった頃は薄暗くて小さな駅舎は、東京都の連続立体交差化事業によりホームが地下に潜り、地上3階建てのオシャレな駅ビルが建てられました。
駅ビルに大型書店がオープンしたことで、大学周辺に3軒あった書店が淘汰の憂き目にあったり、大学のOBが経営していた南口の喫茶店「F」が閉店したり・・・と姿を消した「懐かしスポット」も少なからずあるけど、「進化」ってこういうことなのかな?
ゼミや最終時限の授業の後、友達とおしゃべりにふけったカフェ。
間接照明のランプがアンティークの家具や連れの顔をぼんやり照らす仄暗い店内。
苦みの強い濃いコーヒーにマリアージュ・フレージュの紅茶、オリジナルのチーズケーキといったメニューは、学生にはちょっとお高めだけど、そこがまた憧れだったり。
このお店、卒業後何年かは友人とお茶したり、そこでまた別のゼミの同級生に再会したりしたので、ちょくちょく足を運んでいたのですが、数年前からいろんなところが非常に残念なお店になってきて「そろそろ終わりかも?」と思っていた。
それが去年オーナーが代わって、お店の内装やメニューをそっくり引き継ぐ形で存続することになったというニュースを聞いて、気にはなっていたんです。
そんなわけで、ほぼ二年ぶりくらいの再訪。
率直に言わせていただくと、いいところは残せているから、あとはアンティークすぎるトイレとソファのファブリックをなんとかしてチョーダイ。
ブレンドとクラシックチーズケーキ。
ケーキセットが変更して、セットドリンクはグラスワインのみと夜っぽい組み合わせになっていたのですが、ワインにチーズケーキはまったりモコモコしそうな気がしてニレを注文。やまねこの好みとしてはこっちのほうがいい。
昔の方が味が濃かった気がする。。もしかして豆を替えたのかな。
十年くらい前まで、このお店を含む何軒かの喫茶店で同じ豆を扱っていて、ブレンドを比べ飲みできたのですが、今は私が知る限り、この豆のブレンド飲めるのはここともう一軒だけ、のはず。オーナーに聞けばよかった。
写真奥のテーブルが、かつてのお気に入り席。
リニューアルしてからはBarタイムも設け、定期的にジャズのライブや朗読会の会場としても使われているそうです。
こういうランプ大好き。日本にいるのじゃないみたい。
次は、腐れ縁の変友人Yを連れて行きたいな~。Yとならどこでもいいけど。