君がため 若菜摘む・・・七草粥

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 切り替え完了したと思ったら、休み明け初日に風邪を引いてしまいました。。
たぶん、たっぷりうるおった新潟からバリバリ乾燥した東京へと戻ったことで、喉をやられたのだと思います。
 幸い、早めに加湿空気清浄器をフル稼働し、イソジンで頻繁にうがいをしたおかげか(?)、今日は8割方回復しています。私はすこし疲れるとすぐ喉をやられるので、今年の冬は加湿空気清浄機とカシミアのストールにだいぶ投資しました。あまり効かないといわれているうがい薬も、正しい量で一日何度もうがいをすれば、のど飴以上に効果があるので、260mlの特大サイズを自宅と職場に常備しています。あとはさっさと寝るばかり
 
 さて、今日は七草粥の日。
 回復期の栄養補給をかねて、今年はちょっと贅沢に成城石井の「三浦野菜の七草粥」を使ってみました。紅のすずな(かぶ)やすずしろ(大根)の彩りがきれい。
ご飯はもちろん魚沼産コシヒカリですよん♪
 今回はご飯とかぶを先に煮て、七草を入れる直前にあごだし(粒状をお湯で溶いたものですが)を入れ、福光屋塩麹で味付けをしたところ、塩だけを使ったときより味がほんのりやわらかくなりました。
 一年の無病息災を祈っての七草粥、日本古来の、季節の訪れを大切にする心と知恵がぎゅっと詰まっているのですね。
 
 君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ
                           光孝天皇(15番) 『古今集』春・21