わたしはたわし

イメージ 1
盛岡市にて)
 
 いつも(主に過去ログの)アクセスありがとうございます。
 昨年の後半から生活環境がガラリと変わり、休日も気ままにふらりと外出することが激減し、家で過ごすことが多くなりました。家族にはブログの存在は秘密なので、更新も滞り気味に。
とはいえ、こうした生活の変化に不満はまったくなく、「首輪指輪をつけたネコ」ライフを楽しんでいます。(あ、そうそう、去年の秋は、夫の出張中に盛岡へ久々に一人旅してきたな。。)

 引き続きマイペースというかゆるいペースでの更新になりますが、よろしくお願いいたします。

イメージ 2
 
 最近のお気に入り、亀の子束子の「白いたわし」。
 仕事が立て込んでいない限り、週5ペースで炊事班を担当しているやまねこ、冬場は大好きな根菜を使った料理をよく作っていますが、手のひらにおさまる小ぶりなたわしが大活躍!
ごぼうや里芋を洗ったり、鍋やフライパンのこびりつきを落とすのにすっごく便利!
 同僚と話していると、ごぼうの笹がきや里芋(皮むき済)は冷凍食品を利用するという人が結構いますが、やまねこは一手間かかっても、ごぼう・里芋は泥つきの方が風味があっておいしいと思う。たわしを使えば、下処理がすごく楽になるし。
洗剤使う前にたわしで洗っておけば、水や洗剤の使用量を節約できてエコ設計。ロングセラー商品というのは、先人の知恵が詰まっているんだなと感心させられます。

 この「白いたわし」、独身時代に夫が神保町の三省堂で見つけて、手土産(笑)にくれたもの。「なんかかわいいよね~」だって。(彼女へのお土産に、たわしとか古典柄の懐紙を選ぶ男性はあまりいないと思う…だからワタシと結婚したのか。。)
 先日盛岡を訪れた折に、老舗「ござ九・森九商店」さんで、このたわしを見つけて、予備に購入。軒先には巨大な亀の子束子が下がり、秋田産の藁ぐつとか弁当かごを扱っているお店なので、亀の子束子は東北のものだと思いこんだワタシ。パッケージをよく見たら、「株式会社 亀の子束子西尾商店」って、なんと東京都北区の会社じゃあ~りませんか。

 「ござ九」に置いてあった亀の子束子製品には、他にも「刈萱たわし」なる萱を束ねたものやら細く割いた竹を束ねた「ささら」もあって、これも鍋洗いに使われるのだとか。
 いまどき萱で鍋を洗う人なんているのか?!しかも東京の会社で製造しているってビックリ。
というか、「ささら」って自然居士が持ってるアレのこと?鍋洗いを振り回して(?)舞ってたワケ?!

 恐るべし亀の子たわし。
 その後、自然居士のささらについては、「誤解」は解けるのですが、意外と奥が深いたわし道に踏み迷うわたしでした。