考えるおしゃれへ

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 (盛岡にて)
 
 連日の早朝から夜遅くまでの大仕事が昨日でやっと一段落。
今日は一日お休みをいただいて…明日からほぼ一ヵ月間、別の仕事が3本立てでスタート(!)

 公私ともに生活が激変したこと、体力的に無理が効かなくなってきたこともあって、ここ半年くらい休日は自宅か地元で過ごすことが多くなった。
以前は
「振替休日=貴重な平日休み⇒遊びに行くぞ!」だったのが、
今では
「休み明けからまた忙しくなるし…家で掃除洗濯して本読むくらいにしておこう。お金ももったいないし」に保守化。
 日程も体力もギリギリの状態で遊びに出かけて、気がつけばいつのまにかお金もなくなっているのはどうなのかと思うようになってきた。とはいえ情報が入ればオシリがムズムズ。新しいお洋服も欲しくなる。…達観するにはまだ中途半端に若いのだろうか。

 ちょっと考えて、ひとまずファッション雑誌を買うのをやめることにした。そして、休日に衣替え・断捨離を少しずつでも進めること。そうすることで、「欲しい物」と「必要な物」の区別がクリアに見えてくることに気がついた。

結果、この秋冬に買うべきアイテムは優先順に以下の通り。
 ①腕時計(国産某ブランド)
 ②ライトグレーでセンタープレス入りのウール混パンツ
 ③②の色違いで白のパンツ
 ④ファインウールかカシミアのニット
 ⑤グレーのスウェードパンプス 

 ①は新卒時から十ウン年使っている時計の代替わりに。②③は手持ちのスキニーパンツがそろそろイタくなってきたためのリプレース。パンツこそサイズ感が重要なので、慎重に試着して決めよう。④は薄軽で温かく、しっかりした質のいいものを扱っているブランドで探す。色は手持ちのボトムストのバランスでこれから決定。⑤は消耗によるリプレース。

 選別してこんなにあるのかと思われる人もいれば、これしか買わないのかと思われる人もいるだろう。私の場合は、公共性の高い職場で働いているために、年齢的にもカジュアルな私服勤務はちょっと…という事情がある。去年あたりから流行っているガウチョも1枚買って結局使いこなせなかった(笑)
 思えば、30代半ばくらいまでは若さに任せてたいていのデザインはそこそこ着こなせていたけど、年齢が進むと体型とか個性とか好みがはっきり出てきて(人は見た目で結構判断できる)、選択肢が徐々に減ってくるのを今まさに実感中。ポジティヴにとらえれば、少数精鋭で行けばいいともいえる。先述のようになんとなく情報や焦燥感に流されてフラフラ外出する機会が減れば、新しいお洋服で揃える必要もないしね。
 その代わり、本当に好きなもの(私の場合は本と美術館、お能)にはしっかり時間と予算をかけよう。…などと考えるこの頃。