初冬の鎌倉
松本竣介展を観た後、初冬の鎌倉を散策。
神奈川県立近代美術館鎌倉別館は、公式HPでは最寄駅は鎌倉駅となっているけれど、北鎌倉駅からも歩いて行ける。鎌倉駅からだと観光客でごったがえす小町通りや鶴岡八幡宮を通るので、かなり煩わしい。北鎌倉駅からは建長寺前の坂道を登っていく、季節が感じられるルートだ。そのまま八幡宮裏にも出られるので、2月に振替休日が取れたら歩いてみようかな。
というわけで、鎌倉別館から北鎌倉への坂道を下って線路を渡って浄智寺へ。北鎌倉で特に好きなお寺。
長い年月、多くの人びとが参詣して磨り減った石段が美しい。
永代供養の墓地に通じる小道は落ち葉に埋もれている。
自分でお墓を選べるなら、こんな場所がいいなあ。
山の中腹に包み込まれるような古い墓所。
やぐらの向こうに見える横穴は、かなり古い時代に山の湧水を貯めるために掘られた井戸だ。
ちょうどいいタイミングでお坊さん登場~♪
今回は古いコンデジで撮影。こういう被写体はミラーレスのアートモードで柔らかめにフォーカスした方が絵になりそう。
この日は小春日和だったので、テラス席でお抹茶とうさぎ饅頭をいただく。お店の方が「すぐ冷めてしまうでしょうから」とお茶を熱めにしていただいた。(確かにすぐ冷めた。。)
鎌倉は中世の切通しややぐらがあって野趣が感じられるところが好きだ。今回は時間があまりなかったので少し歩いただけだけど、それでも心がすっきりした。
泊りがけの一人旅はそうそうできなくなったけれど、こういうプチ旅ならできるかな。