初夏のピクルス

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 雑誌に載っていたレシピを参考に作ってみました。
 大根、セロリ、きゅうり、レモンのピクルス。ピクルス液はレモン2個分の絞り汁、みりん、塩少々、チューブにんにく。
 酢の代わりにレモン汁だけで酸味をきかせているので、セロリの青臭さが爽やかに感じられます。

 盛岡のゆったりした空気の余韻を少しでも味わいたくて、この連休は家でのんびり過ごしています。掃除や衣替えをしたり、手のかかる料理を作ったり。
 家庭を持って一番大きな変化は、なんといっても料理が好きな自分を発見したこと。独身時代に暮らしていたワンルームのキッチンは一口コンロで、潜水艦のように狭かったので、きっと才能が眠っていたのでしょうね(笑)。夫婦の休日がなかなか合わない共働きなので、食卓を囲む時間が貴重だということもあるけれど、好きじゃなければ残業後に料理なんてもうひと仕事できないと思います。
 一日のなかに料理の習慣が根づくと、遅くまで外出していると落ち着かなくなってきたので、美術館や観劇はあらかじめ予定しておいたもの以外に遠出する機会が減りました。
ほんの二年前までは、このブログは「独身生活を130%楽しく生きていくライフスタイル」的な記事が多かったのに、何この変節ぶり(笑)。
 とはいえ、もともと凝り性なので、料理が楽しくなれば器や調理道具をあれこれ試したり、各国料理本を熟読する方向に向かっているので、退屈はしないかも。たぶん、基本的に「楽しく生きていく」スタンスは変わっていないけれど、私が追求する楽しみというか豊かさの対象が変わっただけなのでしょう。
 暖かくなってきたので、この夏はタイ料理のレパートリーを増やしたいなあ~果実酒で家飲みもいいなあ~なんて思いながら、書店の料理本コーナーをふらふらするこの頃です。