横浜中華街

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 時計をすこし巻き戻して…暮れの掃除を終えた12月30日、
横浜中華街へ繰り出しました。
 もう一日遅ければカウントダウンで混雑必至だろうけど、30日の晩はみなとみらいでもそれほど人出がなくて、山下公園もなんか寒々とした感じ。

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 おかげで、お目当てのお店も18時半前の時点で並ばずに入れたけどね。(私たちのすぐ後から外で並んでいた)
写真は小龍包並に肉汁たっぷりの水餃子。

 このお店、学生時代の夏休みに『中国語勉強会』の仲間で遊びに行った時に、Y先生が見つけた思い出のお店なんです。
当時はラーメン屋さんのような小さな店構えだったけど、行列ができているのを見た先生が
「こういうお店はきっとおいしいはず!私の勘は当たる!!」と断言されるので、不肖の弟子一同
「四千年の勘ですか~www」
と笑いつつ40分以上並んで待った(8人で座れる席が空くまで待った)のが懐かしい。当時先生はまだ30代前半で、院生の先輩もいて学部や年度を越えた斜めの交友関係を持てたという意味で、すごく貴重な経験だったと思います。あのときのメンバー同士で結婚した先輩の年賀状が今年も届いたのですが、お子さんたちが長男=パパ顔、次男=ママ顔と瓜二つに成長していて、思わず笑ってしまいました。 

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 豆苗の炒め物。今でこそスーパーで簡単に手に入る経済野菜だけど、当時はあまり知られてなくて、ここで豆苗のおいしさに目覚めたという、思い出の味その一。

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 思い出の味その二。ハチノスのにんにく炒め。うら若き乙女はハチノスが何のことだか知らないまま、パクパク食べてました。八角がほどよく効いた風味がビールによく合います。
 思い出の味その三もあったけど、次回のお楽しみ。

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 今回初めて注文した、豚の角煮。
 角煮といえば、銀座の某老舗Iの東波肉(トンポーロ―)がお気に入りなので、こちらでも試しに注文してみたけど、このお店のは、しょうゆ味強めのこってり系。

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 花巻みたいなパンがついていて、「割包」みたいにして食べるスタイルです。これはこれでおいしいけど、私はIの東波肉の方が好きかな~。
 この4皿とお酒は青島ビール1本ずつ(2軒目で飲む計画)にしていて、お会計は7千円強。食べ放題で席巻されている中華街では決して安い方ではないけど、(私の知る限り)20年以上味の確かさを守り続けている点で、いつまでも残っていてほしいお店です。


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 中華街は年々食べ放題やチェーン店が増えて、昔ながらのお店が減ってしまい、いい意味で(日本人が中国に期待する)「ちょっと妖しい感じ」は風前の灯火。
 写真のような「縛られて吊るされた鳥と臓物」をディスプレイしているお店もこの一軒くらいだしね。旅館オリエンタルもとうとう取り壊されて跡地にはビジネスホテル(?)が建っていました(涙)。

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 とはいえ、中華街は夜の方がインスタ映えするね。


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 夜のほうがきらびやか。

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 2軒目は正真正銘の魔窟wでウイスキー飲んできました。
横浜は遠出になるから滅多に行けないのが残念だけど。。