謎の実

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 新潟のやまねこ家の塀には蔦が絡んでいますが(造園で河川の土を運んできた際についてきたらしい)、いつの頃からか、秋冬になるとこんな謎の実がぶらさがっています。
 
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 蔦の実かな?と思っていたけど、蔦は蔦でこんなベリーっぽい実をつけているし。。

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「中身はからっぽだから腐らないんじゃない?」
ということで、長年の謎を解くために(?)一つもいで帰ってきました。

 調べものが得意なやまねこの探索の結果、
その正体は……

 カラスウリ(黄烏瓜)でした。

 父が庭に来る鳥にパンくずをやっているので、野鳥のフンに混じっていた種が根付いたのかもしれません。数年前に温暖化の影響なのか、市街地の実家にキジが飛んできたことがあるくらいだし。『桃太郎』そのままの、顔の赤いキジだったので、
「もしかしたら、我が家のクルちゃん(ワンコ)を鬼退治に誘いに来たのかも?!」
と言っていたんですけど、あいにく家でごちそうを飽食していたクルちゃんは、低報酬(キビ団子)のミッションには見向きもしませんでした(笑)

 一応食べられるらしいのですが、雪にさらされて賞味期限は一体いつだったの??という状態だったので、観賞用に。
昔から咳止めや皮膚炎、アレルギーの薬として使われていたそうですが、最近の研究では根にエイズの薬効があるのだとか。