開花間近

　ホワイトデーのお花。この時期は年度末の緊張感でピリピリしているからか、ダンゴより花の方がうれしい。

　チューリップに菜の花の組合せが春らしくて好き。

　今日は日曜だけど夫は遅めの出勤。出勤前に「六月の鹿」の豆を挽いてコーヒータイム。私は目玉焼きを乗っけたトーストでブランチ。開催間近の某美術展の情報をチェックする。

　ところで、既婚女性のブログといえばなぜ「丁寧な暮らし系（子供あり）」ばかりなのだろう。人気ランキングがこのての（綺麗な写真とひらがな表記が多い）ブログばかりということは、少なくともネットの世界では、「女性の幸せ」は画一的なのかなあと思えてしまう。

　このブログも10年以上にわたり、生活環境の変化もあって、「書きたいこと」が微妙に変わってきた。「○○に旅行に行ってきたよ～」「△△美術展に行ってきました♪」というような、キラキラ記録系の記事ではなくて、旅先や美術館、読んだ本について「自分が感じたり考えたこと」を、すっきりした文体で書きたいと思うようになった。何年も前の旅の記憶を、私の頭の中で再構成し文章化したものを書いてみたい。

　また、そういう記事を書く上で、私の属性（例：既婚女性など）が必要なのかいう疑問も生じてきたりした。私は今まで、そうした属性ありきでブログを書く必要があったのだろうか？

（ちなみに、そうした私の「理想」に近いスタイルのサイトの管理者は、趣味嗜好が似ている以外に私と共通するものはほとんどない方である。ROMだけで交流も一切ない）

　新しいスタイルに「進化」させるには、やはり記事の推敲が必要だから更新頻度は落ちるし、アクセス数も減るだろう。

非公開の日記というわけにいかないのは、たとえ一桁でも「読者」がいる文章を書くことに意味があるからだ。う～ん、運営方法の変更を検討しようかな。