チリコンカーン♪

 待ちに待った冬休み♪
御用納めまでピリピリした毎日だったので、三連休は美術館やお気に入りの珈琲屋さんに行ったりして、だいぶストレス解消できました。
 私は貧乏性なのか、常に何かしていたいタイプ。家にいるときは日頃はなかなかできない料理(主に煮込み系など時間のかかるもの)を作るのが好きだったりします。

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 上の写真は松本のクラフトビールカフェに行った時のもの。
アルコール18度超の秩父麦酒〈強熊〉シリーズが出ていましたっけ…。

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 このお店は料理も美味しくて、特に気に入って再訪時にもいただいたのが写真のチリコンカン。東京から移住してきたご夫婦でやっているお店で、竹内海南江に似ている奥さんが小さな厨房でテキパキ働いているのを見てるだけでも楽しかったです。
 松本にはもう一軒、びっくりするくらい小さなキッチンで自家製ソーセージからデザートまで作ってしまうお店があるのですが、小さな台所のポテンシャルを知って、帰京後は台所に立つのが楽しめるようになった貴重な思い出です。
 去年の初訪問以来、あのときのチリコンカンを再現したくて何度作ったことか。どうやら私は、あのチリコンカンに「おいしさ」だけでなく、「作る楽しさ」を追求しているような気がします。

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 そんなわけで、休みに入ってすぐ着手しましたよ。試行錯誤
の結果、栗原はるみのレシピが比較的似ているような気がしたので、スパイスの配合は「はるみ風」でいきます!
にんにく、ベーコンで香りづけした後、ひき肉、玉ねぎを炒めて、赤ワインを加えます。

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 松本のお店は大豆、栗原はるみはキドニービーンズ(金時豆)を使っていますが、私は食感の変化が欲しいのでミックスビーンズの缶詰を使用。

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 トマト缶、ミックスビーンズを加えて煮込みつつ、スパイスを4~5種類使います。カイエンヌペッパー(チリパウダー)、ガラムマサラ、クミンシード、シナモンを加え、汁気がややとぶまで10分ほど煮込んで出来上がり。

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 仕上げに、ルクレーゼのココットにチリコンカン、とろけるチーズを載せて、オーブントースターで加熱して、パクチーをたっぷりトッピングすれば、ビールによく合いますよ♪豆の種類は気分によって変えてみてもいいかも。

 写真を見返すと、お店のトッピングには刻んだドライパクチーを使っていますね。そういえば、去年おしゃべりしたときに、パクチーをペットボトルで乾燥させれば大量保存できると話していたような記憶が…。
 たぶんあのチリコンカンとは別のものになっていると思うけど、おいしい記憶から新たなレシピがどこかで枝分かれして、誰かを楽しませるというのもいいかもしれません。