夜の美術館コンサート
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女(ハープ・フルート)
ラヴェル ハバネラ形式による小品(ハープ・フルート)
イベール 間奏曲(ハープ・フルート)
シベリウス 樹の組曲より「樅の樹」(ハープ独奏)
ファルカシュ 17世紀の4つのハンガリアン・ダンス(ハープ独奏)
ヒンデミット ハープソナタより第3楽章(ハープ独奏)
アンドレ 聖堂の入口 (ハープ・フルート)
ドビュッシー フルート、ヴィオラ、ハープの為のソナタ
アンコールとして「からたちの花」(ハープ、フルート)
ラヴェル ハバネラ形式による小品(ハープ・フルート)
イベール 間奏曲(ハープ・フルート)
シベリウス 樹の組曲より「樅の樹」(ハープ独奏)
ファルカシュ 17世紀の4つのハンガリアン・ダンス(ハープ独奏)
ヒンデミット ハープソナタより第3楽章(ハープ独奏)
アンドレ 聖堂の入口 (ハープ・フルート)
ドビュッシー フルート、ヴィオラ、ハープの為のソナタ
アンコールとして「からたちの花」(ハープ、フルート)
白金台にある庭園美術館(旧朝香宮邸)は、私の好きな建築物のひとつ。
藤森照信氏によると、ほぼ完璧な形で残っているアール・デコ様式の建築物は
世界でもこの旧朝香宮邸と某マハラジャのお屋敷だけ、らしい。
↑は なんだかお化け屋敷の写真みたいですが(^_^;)、
実物は「真珠色の半月の下に浮かび上がる白亜の館」・・・だったのですよ~~。
終演後は、「金田中」のお菓子とショコラティエのショコラが供されてのティータイム。
藤森照信氏によると、ほぼ完璧な形で残っているアール・デコ様式の建築物は
世界でもこの旧朝香宮邸と某マハラジャのお屋敷だけ、らしい。
↑は なんだかお化け屋敷の写真みたいですが(^_^;)、
実物は「真珠色の半月の下に浮かび上がる白亜の館」・・・だったのですよ~~。
終演後は、「金田中」のお菓子とショコラティエのショコラが供されてのティータイム。
・・・とはいうものの、演奏会場はアール・デコの館じゃなくて新館の方。
全員N響のメンバーで、細川さんと早川さんは去年CDも出すほど息の合ったコンビです。
このところ能楽どっぷりだったので、久々の「洋楽」を堪能いたしました。
全員N響のメンバーで、細川さんと早川さんは去年CDも出すほど息の合ったコンビです。
このところ能楽どっぷりだったので、久々の「洋楽」を堪能いたしました。
古い、しかもコンサート用ではない会場ゆえ、空調の音が気になったのですが
演奏が始まるとそんな雑音はまったく耳に入らなくなりました。
細川さんの木の笛は、やわらかく温かい音色が本当にすばらしかったです・・・。
フルートを通して、あるはずのない歌詞まで聴こえてくるような演奏で、
いま細川さんは頭の中で歌ってるに違いない!と思うほど。
(アンコールの後、後ろの席の女性も「今の、歌ってたよね」と話してました)
特にドビュッシーのソナタは、楽しんで吹いているのが伝わってくる好演でした。
演奏が始まるとそんな雑音はまったく耳に入らなくなりました。
細川さんの木の笛は、やわらかく温かい音色が本当にすばらしかったです・・・。
フルートを通して、あるはずのない歌詞まで聴こえてくるような演奏で、
いま細川さんは頭の中で歌ってるに違いない!と思うほど。
(アンコールの後、後ろの席の女性も「今の、歌ってたよね」と話してました)
特にドビュッシーのソナタは、楽しんで吹いているのが伝わってくる好演でした。
そして、今宵の主役・早川さんがこれまたすばらしかったです!
一番心に響いたのはシベリウスの「樅の木」。
ピアノ曲をそのまま(編曲せずに)ハープで演奏したのだそうですが
ハープのアルペジオが、遠い北の森の木々を抜ける風や粉雪を思わせる演奏でした。
そしてヒンデミットのソナタ。テーマは「風にそよぐ竪琴」。
ナチに批判されてスイスに亡命する途中で出会ったハーピストに捧げられたという曲で
楽譜の冒頭に「友よ、私が死んだら祭壇の後ろに竪琴を置いてほしい」で始まる
へティ(だったかな?)の詩が書かれているのだそうです。
一番心に響いたのはシベリウスの「樅の木」。
ピアノ曲をそのまま(編曲せずに)ハープで演奏したのだそうですが
ハープのアルペジオが、遠い北の森の木々を抜ける風や粉雪を思わせる演奏でした。
そしてヒンデミットのソナタ。テーマは「風にそよぐ竪琴」。
ナチに批判されてスイスに亡命する途中で出会ったハーピストに捧げられたという曲で
楽譜の冒頭に「友よ、私が死んだら祭壇の後ろに竪琴を置いてほしい」で始まる
へティ(だったかな?)の詩が書かれているのだそうです。
※(追記:詩人は「ヘルティ」のマチガイでした。ゴメンナサイ)
この2曲、次の録音に入れていただけないかなあ~。