福岡の休日 二日目-④今宵は無頼派ホルモンヌ

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 福岡といえば、やっぱりこれ。
 実はやまねこ、生まれてこのかた もつ鍋を食したことがなかったので、福岡では絶ーっ対にデビューしようと楽しみにしていました。
 
 「初めて」に挑戦してみることこそ、旅の愉しみだと思う。
 ただし、ある程度のリサーチは必要で、その過程で中洲の屋台はパスしました。
もつ鍋のお店もネットで絞り込んだ上で、直接電話して女性一人客に対応できるか確認。最近でこそ池袋や恵比寿のホルモン屋に出没する「ホルモンヌ」が増えているとはいえ、やっぱりホルモンだのモツ鍋は基本的にオヤジ・・・殿方のテリトリーですからね~。
 
 幸い、天神の某店は「もつ鍋初めてなんです~」という やまねこにもきちんと対応してくれて、鍋も濃厚な醤油味のダシがぷるっぷるのモツの甘味を引き立てる美味。
写真は一人前で1100円ナリ。お酒2杯と〆のちゃんぽん合わせても3000円以下。
初日の晩に入った大名のオシャレな焼き鳥屋さんも、かなりボリュームのあるコースとビール、ワインで4000円台だったし、とにかく福岡は食べ物が安くて美味しい! 
 
 最初は中ジョッキをあけてたのですが、もつの濃厚な味とのバランスがいまいちだったので、紫芋の焼酎「赤霧島」のお湯割りを頼んでみたら、これがもう、絶妙のマリアージュというかハーモニー(笑)。やまねこ、東京の焼酎居酒屋では芋を美味しいと思ったことは一度もなかったけど、あのときの赤霧島は香り高くて美味しかった!!あれはやっぱりお酒本来の風土と料理に合わせて飲んだからこその美味しさだったんじゃないかと思いますね~。「黒帯」も「緑川」も金沢とか新潟で、新鮮な魚と野菜と一緒に冷で味わうのが一番美味しいし。
 〆にはオススメのちゃんぽんを、ご当地風に麺の芯までしみ込むほど煮込んだのを食べましたが、もつの3倍くらい味が濃かった。。福岡出身者と食事したときに、あまりの食嗜好の違いにビックリしたことがあるけど、こういうものを食べて育ったらきっと味覚芽の数や大きさも違うんだろうな~と納得。
 
 
 早い時間に食事を済ませたので、食後は天神の街をとことこ歩き回り、ふだんは足を向けないH&Mで1980円のかわいいインナーを衝動買いして、スタバで福岡の若者たちのファッションチェック♪金沢のスタバでもよくやってますが(笑)。
 福岡市は九州各県からの人口流入で一極集中化が問題になっているそうですが、天神なんてもしかしたら福岡市外出身の若者の方が多いかもしれません。
ここまでくるとやはり文化圏の違いを感じますね~。女の子たちは、関東の感覚からすると、かなりカラフルというか明るい色のお洋服が目立つ。レモンイエローのカーディガンにプリント柄のカットソー、グリーンのスカートなんてコーディネートとかが普通。東京以上に柄物のお洋服やビビッドカラーのサンダルが好きらしい。福岡の女の子たちは、元気で個性的なファッションを楽しんでいるといった印象です。
 いっぽう、男子の服装は埼玉だろーと金沢だろーと福岡だろーと大差なし。ノーメイクな分、「あなた、もしかしてご先祖様は渡来人でしょ?」って感じの精悍でエキゾチックな顔立ちのイケメンor 非イケメンズがちらほら。ただ、全般的に女子の方が堂々としていて、彼女から半歩下ってスタバに入ってくるメンズが多いのが気になる。。
 
大丈夫か、九州男児(←ヒトのこと心配してる場合か?)。