我が家のdancyu

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先週の日曜日は、久しぶりにパンケーキを作った。
コロナ禍の品薄商品は猫の目のようにめまぐるしく入れ替わり、休校期間中にはまったくお目にかかれなったパンケーキミックスも6月末現在では普通に買えるようになっている。

私がパンケーキミックスの袋を開けていたら、夫もやってみたいと言うので二人で作ってみた。

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我々は『ちびくろサンボ』の絵本で虎のパンケーキを見て母親に手作りパンケーキをおねだりした世代だからなのか、流行のホイップクリームてんこ盛りスタイルじゃなくて、昭和な喫茶店にありそうなバターとメイプルシロップだけでいただく昔なつかしスタイルのパンケーキがしっくりくるねえ。

 

パンケーキで気をよくしたのか、夫は夕食のガパオライスの作り方も教えてほしいと言い出したので(絶好のチャンス!)、キッチンに椅子を置いてときどきチェックしながら調理実習指導(笑)。
包丁の刃を垂直に入れるので刃こぼれしないかとヒヤヒヤさせられるのは、初心者あるあるで想定内。

フライパンを必要以上に大きくゆすったり調味料を高く掲げて振りかけたりと、明らかにキムタクとかもこみちの悪影響がうかがわれる動作も(笑)。ウチは三つ星を狙うレストランじゃないんだよ~!

 

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出来上がりはこちら↑

今回は合い挽き肉を使ったので割としっかりめの味わい。生バジルがあれば「JASMINE THAI」の味にかなり近づけるかも。初回にしては上々の出来栄えじゃないでしょうか。

次回はひき肉の代わりにサバの水煮缶を使ってみようね~と話しながら完食。しめしめ(笑)。

 

私の入院&自宅療養期間中、夫は在宅勤務が終了していたにもかかわらず入院前の家事負担比率が完全に逆転していたくらい献身的にサポートしてくれた。

消化器官の活力が落ちていて出来合いの総菜は胃がもたれるので、退院3日目(術後8日目)からは台所に立って具沢山スープから作り始めたけれど、買い物は夫が仕事帰りにLINEでやりとりしながら行ってきてくれた。

 

担当医(主治医とは別の医師)と退院日の相談をした際、最初は術後5日目の退院を提案されて、(開腹手術なのにそんな早く退院して大丈夫なんかい?!)と一瞬戸惑っていたら、医師は別の意味に受け取ったらしく、「それとももう少しゆっくりしていきたいですか?」と聞いてきた。
病院での専門ケアをこれ以上必要としないのであれば、こちらとしても長居する理由はないので(差額ベッド代が嵩むし)、夫の都合がつく術後6日目での退院にしたけれど、今思うと、退院したその日から家事の一切合切がのしかかってくる主婦もいるのではないだろうか。
術後22日目現在の私は、すでに職場復帰も果たして手術前の7割程度の動作はできるようになっている。これは私がまだ若くて積極的にリハビリ(歩く)してきたこともあるけれど、家族や職場の理解とサポートがあったからこそ、無理をせず少しずつ負荷を増やしていくことができたのだ。

もし、病名検索でこのブログにたどり着いた男性がいらしたら、退院後すくなくとも一週間程度は家事サポート(特に買い物と掃除)をしていただけたら嬉しいです。
我が家も洗い物忘れて寝ちゃったりするけど、日々の波を二人で一緒に乗り越えられたら、これから何があってもなんとかできそうな気がするので。

 

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