つんどく。。

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時間に追われているときほど、本が読みたくなる。
書店で衝動買いしたり、図書館でわざわざ予約までしながら読みきれない本たち。。
アート系・伝統芸能系は、(やまねこ的には)レギュラーメンバーだけど、
こうして写真を撮ると、今は久しぶりにブンガクに目が向いていることがわかる。
 
いま通勤電車で読んでいるのは、一番下の「本の本」(斎藤美奈子筑摩書房)。
1994~2007年までの書評をまとめた、厚さがなんと5㎝超というカサばる代物。
ただし、書評一本あたりの文章量は2000字程度と短く、軽妙な文章なので
案外サクサク読めてしまい、気になる本を取り上げた頁に付箋をつけてしまう。
これ、図書館に返したら 結局自腹で買っちゃうだろうな。。
芥川賞受賞作掲載の文藝春秋は、選考委員の評価が分れた円城塔が目当て。
読むのはきっと、二週間後の会議後になるかも。。
阿部和重「ミステリアスセッティング」。デビュー当時は単行本買い漁ったな~。
小説の構造や方法論に意識的な、休前日の晩にカフェで読みたい書き手の一人。
ピストルズ」まで一気にまとめ読みしたいなあ~~。
吉田健一」(河出書房新社・道の手帖シリーズ)は、書店で見た瞬間に即決。
気になる人の感性や好奇心の方向性を知るには、一緒に書店に行くといいかも。
愛読書に限らず何かの拍子に本質が見えてしまうのは、こちらも同じ事だろうけど。
 
本好きと整理整頓のマリアージュは難しい。
でも、雑多に本を積んである空間が好きなんだよね。