2011-01-01から1年間の記事一覧

マーラー没後100年のはずが・・・「アルマ・マーラーの肖像」(国立近代美術館)

今年は岡本太郎生誕100年ですが、クラシック音楽でも100年の節目を迎えた作曲家がいます。 グスタフ・マーラー(1860~1911) 近美にマーラーの妻アルマ・マーラーの肖像画が所蔵されているのは知っていたけれど、出かける直前にHPでマーラーの没後100年を…

「生誕100年 岡本太郎展」(国立近代美術館)

連休を利用して、国立近代美術館で開催されている岡本太郎展に行ってきました。 ちょうど前日に渋谷駅の「明日の神話」に福島第1原発事故の風刺画が貼り付けられるという事件(?)があったばかりで(http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY2011050…

古稀記念 第二十回浅見真州の会

「 翁 」 翁 浅見真州 千歳 浅見慈一 三番叟 野村 萬 面箱 野村虎之介 小鼓/頭取 大倉源次郎 /脇鼓 古賀裕己・田邊恭資 笛 一噌仙幸 大鼓 柿原崇志 地頭 山本順之 後見/主 木月孚行 副 北浪昭雄 仕 舞 「忠 度」 片山九郎衛門(清司改メ) 「釆 女」 観世清…

花待つころ

日本列島を未曾有の激震が襲ってから、あっというまに一週間が過ぎました。 日を追うごとに事態は深刻さを増していますが、なんだか長く悪い夢を見ているようです。 3月11日以降、私にもいろいろな生活面・精神面の変化があったのですが、どう書いても自…

世阿弥になりそこねた父

やまねこのpapaは とっくに60過ぎてますが、おかげさまで(?)まだまだ現役です。 新潟県内はもとより、ときどきこちらにも出張してくるのですが、父娘双方忙しくて毎回すれ違い。 そんな2月の寒~いある日、佐渡へ出張した父を送り出した母から、やまね…

Lovi'n you

Dianne Reeves Lovin' You 春になるとよく耳にする曲。 SHANICEとかJanet Kayあたりの、どちらかというとキュート系のヴォーカリストのヴァージョンが人気あるようだけど、私はラストの超ハイトーンのスキャットを聴くたびに、こんなベタな曲…

雪の相聞歌

長らくごぶさたしてました。 毎年2月は、私にとっては「底」というか、頭を抑えこまれたように何事も停滞してしまう季節です。 今年は特にヘビーな気分なのは、暮れに金沢の石浦神社にお参りしてこなかったせいかも・・・。 繁忙期の山を越えたら、お祓いし…

銕仙会 一月青山能(第2部)

狂言「内沙汰」 シテ(右近) 小笠原 匡 アド(妻) 野村 万蔵 能「頼政」 シテ 浅見 真州(代演) ワキ 宝生 欣哉 アイ 山下 浩一郎 笛 一噌 隆之 小鼓 鵜澤 洋太郎 大鼓 柿原 弘和 地頭 観世 銕之丞 後見 清水 寛二 馬野 正基 (※1月22日(土) 銕仙会能楽…

日々の花 日々の香り

夏場を除けば、ほぼ定期的に部屋にお花を飾っています。 春先になるとチューリップ、フリージア、ヒヤシンス、ラナンキュラス・・・と毎回選ぶのに困るほど。 年間を通して最も神経を消耗する時期だけに、みずみずしい香りの花々は、やさしい贈り物に感じま…

MESHI

残業・休日出勤当たり前の生活をしていることもあり、食事は取れるときに食べちゃえ!という感じで、外食or中食(テイクアウト)のことが多いです。当然、「胃袋をつかまえる」などという芸とは無縁・・・ (というかお嫁さんがほしいくらい・・・) とか…

The Man I Loved

「林芙美子 巴里の恋―巴里の小遣ひ帳・一九三二年の日記・夫への手紙」(中公文庫) 文庫の紹介文によれば、林芙美子の没後50年を機に公開された、1932年の私的な日記なのだそう。 もう何年も前に買った本ですが、「精神と空間」展を機に、久しぶりに書棚か…

「白井晟一 精神と空間」&松涛美術館

1月8日(土)からパナソニック汐留ミュージアムで開催されている「白井晟一 精神と空間」展、初日に行ってきました。 白井晟一(1905~1983)は、戦後日本のモダニズムの潮流からスタンスを置き、象徴的で物語性に満ちた形態と光に特徴づけられる独自の建築…

2011年

松が明けてしまいましたが、新年おめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 2007年5月にこのブログを立ち上げてから、早いものでもうすぐ4年。 初めの数ヶ月間の読者は やまねこだけ・・・(^◇^;)、という超過疎ブログだったのに、 思いがけ…