2008-01-01から1年間の記事一覧

アブラー博士のひみつ

「PLUTO」連載、アブラー博士の正体が明かされ、いよいよアトムとプルートゥの対決が近そう。 払い込みのついでに、コンビニでビッグコミックオリジナルを立ち読みしちゃう私・・・。 さて、またまた京都ネタで恐縮ですが かの「よーじや」で、こんなの↓を買っ…

東京巽会・あまねく会

今年も行ってきました~「あまねく会」。 満次郎様門下「『全員集合!』会」と、私は勝手に呼んでいます(^m^) 今日は諸般の事情で午後から観に行ったのだけど、 お素人の発表会といえど、地謡や囃子方は玄人だからそれなりに楽しめるし、 なによりこういう…

私の「嵯峨野明月記」-白い方丈-

たった半日の嵯峨野めぐりで長文の記事3本・・・そろそろ終わりですのでご容赦を(^_^;A 念仏寺から清涼寺までは下り坂なので、意外と楽に歩いて行けます。 門を入ってすぐの建物で、なにか華やいだ気配がしたのでなにげなく目をやったら 若い男の人が二人、開け…

私の「嵯峨野明月記」-素庵ゆかりのお寺-

さて、野々宮神社を出て道なりに歩いていくと、常寂光寺と二尊院に出ます。 嵯峨野には「定家」の時雨亭跡とされる場所が三箇所あるそうで そのうち二つが常寂光寺と二尊院(あとの一つは忘れました)。 常寂光寺は小倉山の斜面に沿って、木々に埋もれるよう…

私の「嵯峨野明月記」-野々宮-

先週、大阪出張のあと京都へ行ってきました。 金曜の午後から土曜の夜までの短い時間だったけれど、 美味しいもの食べて、お寺めぐって、古都の秋を満喫してきました。 金曜の夕方にとびこんだ高台寺の庭もすばらしかったですが 紅葉直前の嵯峨野をそぞろ歩…

「越之景虎 名水仕込」

大阪出張のあと、京都に一泊二日で遊んできました。 美味しいもの食べて、お寺巡りしてリフレーッシュ(^-^) 詳しい記事はボチボチ書いていくつもりですが、 今回あまり時間がなかったので、オミヤゲ(食べ物)は京都高島屋で調達。 新潟の実家&自分用には…

行ってきます

出張で大阪に行ってきます。 そのため、しばらくの間ブログをお休みします。 合間をぬってROMくらいできるかもしれませんが。 (こんなことをいちいち書くのもおこがましいような気がする・・・) 時間が許せば、「野宮」を観られるかもしれません。 それでは、…

十月 五雲会

能「呉服」 シテ 小倉 健太郎 ツレ 高橋 憲正 ワキ 大日方 寛 ワキヅレ 梅村 昌功 高井 松男 間 石田 幸雄 笛 小野寺 竜一 小鼓 古賀 裕己 大鼓 原岡 一之 太鼓 小寺 真佐人 地頭 寺井 良雄 後見 田崎 隆三 狂言「因幡堂」 シテ 深田 博治 能「大仏供養」 シ…

えちごのいちご

「篤姫」、もうすぐ終わりですねー。 宮尾登美子の作品って、 伝統芸能とか酒蔵とか極道で幾多の試練に耐えるヒロインが 身分違いの恋を乗り越え幸せをつかむ・・・って鉄壁のパターンですね(笑) ずいぶん前になりますが、「蔵」がヒットした頃 私の周囲(の…

十月 月並能

能「松虫」 シテ 水上 輝和 ツレ 大友 順 渡邊 茂人 和久 荘太郎 ワキ 殿田 謙吉 間 竹山 悠樹 笛 藤田 朝太郎 小鼓 幸 正昭 大鼓 佃 良勝 地頭 高橋 章 後見 本間 秀孝 狂言「鏡男」 シテ 野村 万之助 能「井筒」 シテ 三川 泉 ワキ 宝生 閑 間 深田 博治 …

マルセイバターサンド

エライ方から北海道出張のお土産に「マルセイバターサンド」をいただきました。 北海道みやげの定番といえば、あの有名な「白い恋人たち」ですが 六花亭の「マルセイバターサンド」「ストロベリーチョコ」もおいしいですね。 写真は10個入の箱ですが、ナント…

大琳派展-継承と変奏-

公式HP http://www.rinpa2008.jp/ 国立博物館で昨日から開催されている「大琳派展」に行ってきました! 今年は尾形光琳生誕350周年にあたるのだそう。 「大」琳派展、と銘打つだけあって見ごたえのある美術展でした。 図録も3,000円とかなり気合の入ったも…

森のオミヤゲ

そんな名前のブーケ(?)を見つけたので買ってきました。 花器は・・・・・・「いちおう備前」の片口です(^_^;) このところ体力&集中力を仕事に吸い尽くされてるせいか、 書きたいことはあっても、なかなかうまく文章にまとめられません。 あー、でも今月はお楽…

『My Favorite Things』

書庫のタイトルを一部変えました(「私のお気に入り」)。 いうまでもなく、The Sound of Musicからとったもの。 さっきYouTubeをチェックして、いろいろなバージョンを聴いてみたけど 映画版って、今見るとトラップ大佐が意外と若いのにビックリ! 16歳の女…

プチ床の間(?)

白い和風の什器が好きです。 粉引のマットでやわらかい白。白磁の青を潜ませた白。 食器もほぼ白か黒で、ランチョンマットの色で気分を変えています。 ひさびさに雑貨屋めぐりをして、新しい香皿と粉引の湯呑み茶碗を買いました。 香皿といっても、本来は取…

代々木果迢会「三井寺」

独吟「夜討曽我」 浅見 真高 仕舞「生田敦盛」 小早川 泰輝 「夕顔」 浅見 慈一 「高野物狂/道行」浅見 真州 能「三井寺」 シテ:小早川 修 子方:小早川 満子 ワキ:宝生 欣哉 間 :高澤 祐介 笛 :一噌 隆之 小鼓 :大倉 源次郎 大鼓 :亀井 広忠 地頭:…

国家指定芸能 能楽特別鑑賞会(第一部)

能「清経/恋之音取」 シテ:金春 安明 ツレ:高橋 忍 ワキ:村瀬 純 笛 :一噌 仙幸 /小鼓:観世 新九郎 /大鼓:亀井 忠雄 地頭:高橋 汎 狂言「柑子」 シテ:野村 萬 舞囃子「高砂」 シテ:香川 靖嗣 笛 :松田 弘之 /小鼓:亀井 俊一 /大鼓:大倉 三…

「源氏物語」の切手

源氏物語一千年紀にちなんだ記念切手が発売されたので、 近所の郵便局(夜間窓口)で買ってきました。 携帯やメールの普及で手紙を書くこと自体が減っていますが それだけにペンを執るときは改まった場合や特別な相手に出すことが多いので いざあわてなくて…

赤い靴

忙しい合間ほど、仕事帰りのデパートめぐりは楽しい♪ 何か買うわけじゃなくても、ある意味、能や演奏会以上にリフレッシュしてるかも(^_^;) 最近気になってつい見てしまうのは、ベリーカラーのローヒールパンプス。 ラズベリーみたいな深紅~茶のグラデーシ…

「朝日の中の黒い鳥」(ポール・クローデル/講談社学術文庫)

美術好きな人なら、クローデルというと悲劇の彫刻家カミーユ・クローデルを思い浮かべるかも。 著者はカミーユの弟。詩人にして外交官の彼は、大正期に駐日大使として来日しています。 タイトルの「朝日」は日出づる国、「黒い鳥」はカラスのこと。 解説によ…

秋のお花

まだ蒸し暑いですが、日に日に暑さの角がとれてきたような気がします。 久しぶりに、お花を飾ってみました。 名づけて「お月見ブーケ」。(←ススキの穂がのぞいています) お花を飾るのは二か月ぶりでしょうか。 この夏の暑さでは、一日中締め切った部屋で花…

樅の木

☆シベリウス「樅の木 -The Spruce- 」作品75-5 http://jp.youtube.com/watch?v=5UXuPoMCgpQ 昨夜の、早川さんの演奏と語り口が印象に残って リサイタルの帰りにシベリウスのピアノ作品集のCDを買いました。 (「シベリウス ピアノ作品全集第4集」演奏:ホ…

夜の美術館コンサート

☆旧朝香宮邸・東京都庭園美術館2008-早川りさこ ハープ・リサイタル- ハープ:早川りさこ /フルート:細川順三 /ヴィオラ:坂口弦太郎 ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女(ハープ・フルート) ラヴェル ハバネラ形式による小品(ハープ・フルート) イベー…

オトギクヅユ

もう一ヶ月近く前の金沢ネタです。いくらなんでも引っ張りすぎ? 写真は落雁で有名な諸江屋の「オトギクヅユ」。 金沢は茶道がさかんなためか美味しい和菓子が多いのですが 私がMyおみやげに必ず買って帰るのが生落雁なのです。 土地柄だなーと思うのは「加…

「オリエンタリズム」(E・サイード/平凡社ライブラリー)

以前、ラフカディオ・ハーンの「怪談」を記事に書いたところ、 かたつむり殿さんから平川本(比較文学者の平川祐弘氏の訳本)を教えていただいたり、 ラ・フランスさんから丁寧なコメントをいただきました。 まずはこの場を借りてお礼申し上げます。 前回の…

花と女子にはお水を♪

いつだったか、中谷美紀さんが美肌の秘密を聞かれて 「化粧水を一日でボトル一本分使ってます」 と答えてたけど、一体どうやったら一日ボトル一本使いきれるのか不思議でした。 その理由(?)がわかったのは、数年前の夏、ストレス性疾患にかかったとき。 …

響の会 第33回研究公演

☆響の会 第33回研究公演 仕舞 「半蔀」クセ 西村 高夫 「経正」キリ 清水 寛二 袴狂言 「酢薑」 シテ(酢売り) 野村 万作 アド(薑売り) 石田 幸雄 袴能 「卒都婆小町」一度之次第 シテ 山本 順之 ワキ 宝生 閑 アイ 宝生 欣哉 笛 一噌 庸二 小鼓 大倉源…

Gesicht

浦沢直樹の「PLUTO」、アトムがやっと覚醒しましたね。 オリジナルの「地上最大のロボット」(手塚治虫)でいけば、 そろそろ終盤のはず・・・なんですが、どうかなあ?浦沢だし。 「地上最大のロボット」も併せて買ったのですが、 「地上~」のプルートゥはい…

宝生夜能

☆宝生夜能 能「氷室」 シテ:登坂武雄 天女:富山淳司 ツレ:高橋憲正 ワキ:高井松男/梅村昌功・御厨誠吾 間 :吉住講 笛 :寺井宏明 /小鼓:鳥山直也 /大鼓:原岡一之 /太鼓:小寺佐七 後見:中村孝太郎 金井雄資 地頭:寺井良雄 狂言「蟹山伏」 シテ…

石置き屋根!

吉田健一という作家は、金沢がお気に入りで毎年2月になると長期滞在していたそうです。 かの吉田茂の長男でもある彼は犀川のほとりに別邸をもうけ、 観世榮夫や河上徹太郎とつるんで、東の廓のキレイどころを侍らせる豪遊っぷりだったとか。 豪遊とは縁がな…